近江八景・石山秋月で著名な石山寺 淳浄館襖絵をガリバー(昭41膳)さんが制作・寄進


 大津市には、西国三十三所第十三番札所であり、紫式部ゆかりの石山寺があります。

 日本で唯一の勅封秘伝である、石山寺本尊「如意輪観世音菩薩」は、33年に一度、その本尊様の扉が開きます。今年の3月18日から12月4日までが開扉の期間になります。

 開扉を記念し、石山寺淳浄館に襖絵が寄進されました。この襖絵を制作されたのがSHUZO AZUCHI GULLIVERさんです。ガリバーさんは私たちの同窓の安土修三さん(昭41膳)です。中秋の名月の時期、9月16日夕刻に、襖絵寄進式が行われ、鷲尾遍隆石山寺座主からガリバーさんと寄進協力者に感謝状が手渡されました。

 「こと・たま」「こと・文字はわかれたがっている」と題された襖絵は、たまたま寄進式に同席することになった私にはよく理解はできませんが、とても誇らしい気持ちで一杯でした。

寄稿 黄瀬誠幸(きせよしゆき)(昭41膳)