「ご挨拶」

柑芦会会長 北村修一

「柑芦会」は、母校の前身である和歌山高商が大正15年(1926年)に第1回の卒業生を世に送り出した際に結成されました。「柑芦会」とは、和歌山の特産品である蜜柑と、開校のころ母校の周辺に多く見られた芦辺に由来するもので、岡本一郎初代校長によって命名されたものです。
爾来、母校は産業界を中心として官界や教育界、報道関係など幅広い分野で有為の産業人や経営者、著名人を輩出しており、最近では卒業と同時に独立起業する若手も現れるなど、その活躍には目を見張るものがあります。

「柑芦会」は、「会員の成長に役立ち、人生を豊かにする」をモットーにして、主に2つの事業を行っています。1つ目は母校への支援です。「一般財団和歌山大学後援会」を通じて母校の教育・研究への助成並びに在校生の職業観養成のための寄付講座の運営や奨学金の給付を行っています。2つ目は会員相互の交流や親睦の増進です。地域別に編成された国内外23の支部を中心に総会をはじめ各種の講演会や同好会活動など、世代を超えた交流を実施しています。

このホームページは、それらの活動を16,000名を超える会員にお伝えするための手段として制作しており、年1回発行の機関誌「柑芦」および機関紙「柑芦ニュース」や毎月の「本部ニュース」と共に柑芦会の主要な広報活動の手段となっています。この度のリニューアルを機に、会員相互の情報交換や交流の場としてもさらにご活用いただけるようになれば幸いに存じます。

2021年11月