パリでパフォーマンスもされている書道家の松沢麻美さんがジャンプして「～～高等学校昭和59年卒卒業35周年記念同窓会」の看板に大きく「膳所」と筆を走らせる。度肝を抜かれ、令和2年1月2日11時30分、びわ湖大津プリンスホテルで私たちの同窓会は122人と恩師の方々で始まりました。「1年次や2年次のクラスの人たちともゆっくり話したい」。前回同窓会での声を受け、3年次のクラスでの席割で開宴したのち、途中で2年次のクラスへと席替えしました。「誰だっけ」。顔と名前が一致しませんでしたが、自己紹介で声を聞き始めると昔の記憶が頭を駆け巡り、あっという間に36年前のクラスの風景となりました。2年次と3年次の恩師から10名の先生方にご参加いただきました。高校時代は随分と大人に見えましたが、35年後には同窓生よりもお若く見える先生も。歳月の過ぎるのは面白いものです。次回の開催は令和7年の正月を予定しています。       (中山　雅文)