みなさん、こんにちは。令和5年度同窓会総会においてご推挙され、会員のみなさまのご承認をいただき会長に就任させていただきました川戸良幸 と申します。伝統と歴史のある同窓会の会長として、前会長 大﨑悦男さまの後任として微力ではございますが、誠心誠意をもって努めさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。まず初めに、自己紹介をさせていただきます。私は、昭和49年3月(膳所22)膳所高等学校を卒業しました。そして、昭和50年4月に旅客運送を中心に事業しています琵琶湖汽船株式会社に入社し、多くのみなさまのご縁とご支援をいただき、平成26年6月には代表取締役社長に就任し、令和2年6月に退任するまで、船舶事業を初めとして、琵琶湖とともに歩んで参りました。「琵琶湖の鮎は、小鮎と呼ばれ、大きく育たない」といわれる通り、大きく育ちませんでしたが、琵琶湖に対する感謝の気持ちは、誰にも引けを取らないつもりで精進して参りました。その後、ご縁をいただき令和3年に公益社団法人びわこビジターズビユーロー会長を拝命し、生まれてより現在までのご縁をいただきました事業者さまとご支援、ご指導とご協力をいただいて来たみなさまへの恩返しをさせていただきたく滋賀県の観光・物産振興とその関係先の事業の発展に務めております。
そして、この度の会長への拝命に当たりましては、前会長であり、この度名誉会長にご就任いただきました大﨑悦男さまの熱意と誠意を引継ぎ、与えられました使命を全うして参る所存であります。具体的には、(1)会員相互の親睦と教養の向上 (2)会員名簿の作成、整備と会誌の発行 (3)諸事業及び母校に対する支援、協力 (4)その他、本会の目的の達成に必要な諸事業であります。主な収益であります会費収入は、減少傾向にあり先行き不透明で、加えて諸事業の費用増加も予想される中、役員相互の結束と努力により確実な運営に努めます。最後になりますが、学生時代に学び、今日まで心がけています人生訓は「人間万事塞翁が馬」であります。一見、不運に思えたことが幸運につながったり、その逆だったりすることのたとえ。幸運か不運かは容易に判断しがたい、ということ。65才を過ぎ、多くのみなさまからのご縁とご恩返しを、少しでも多く琵琶湖に感謝する気持ちとともに自分の人生として治めて行きたいと思います。みなさまの変わらぬご理解とご支援をお願い申し上げ、私の就任に当たるご挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
川戸良幸(昭和49年卒業・膳所高22回)
この度私は、2年間の副会長、8年間の会長職を退任させていただくことになりました。
10年前、伝統ある膳所高校の同窓会長等を、活動歴も浅く浅学菲才な私ごときものが・・と本当に忸怩たる思いでした。一方、母校膳所高校は、これまでの輝かしい歴史に新たな伝統を付加して、地域で高い評価をいただいていることなどから、矜持を感じる10年間でもありました。内に対しては『忸怩たる思い』外に対しては『矜持』というわけです。
その間、野球班の甲子園選抜出場と母校の創立120周年記念事業のための募金活動を成功裏に終えたことが懐かしく思い出されます。その節は多大のご協力ご支援有難うございました。
同窓会の目的達成に向け取り組み続けている課題が残っているわけですが、これらの課題解決に会員の皆様のお知恵をいただき、ますます同窓会活動が活性化され、女性や若い世代にも多数参加していただけるような『私たちの同窓会』の実現を新役員の皆さんに託したいと思います。
皆様方には、今後より一層の同窓会へのご協力をお願いいたしまして、退任の挨拶といたします。
大﨑悦男