(昭54膳)45周年記念同窓会(2024.4.28)報告


昭和54年卒(膳所高27回) 卒業45周年記念同窓会報告

 同窓会は楽しい。おそらく皆さんそう感じておられるでしょうし、そう感じる同級生が集うから、なお楽しい会になるのだと思います。私たちの学年でも25周年から5年ごとに同窓会を開催しており、今回45周年の記念同窓会を2024年4月28日(日)に琵琶湖ホテル「瑠璃の間」にて開催しました。参加人数は141名で、加えて3名の恩師(羽野正孝・井上太刀夫・岩越正文の各先生)のご臨席を賜りました。2次会にも122名がなだれ込み、旧交を深め合うことができました。また、同窓会に先立ち午前中には母校にて恩師による特別授業という企画があり、井上・月原両先生と同級生の神田君(元膳所高教員)から面白くて勉強になる話を伺うことができました。それにしても、御年70歳の月原先生が63歳の我々よりもはるかに若々しくお元気だったのには驚かされました。  
 今回の同窓会幹事会は各クラス1~2名で構成し、事前に3回の対面会議とLineによる細かな打ち合わせを行いました。幹事会の最も重要な作業は住所捜索です。これまでの努力の積み重ねもあって450名の9割以上は把握できており、その結果が150名近い参加者に繋がっていると考えています。また、前回はコロナ前の2019年で、今回はコロナ明けということで、5年ぶりの同窓会が無事に開催出来たことは幸運でした。
 さて、45周年ともなれば還暦を過ぎたおじさんとおばさんの集まりです。しかし、心は徐々に18歳に戻っていきます。お互いに敬語を使いつつも、目の前の彼/彼女の昔の面影と(立派になられた)現在の風貌とを頭の中で比較しながら、昭和から令和にわたる45年間に想いを馳せます。言葉の端々に懐かしさと安らぎを感じながら、ふと人生の実りと儚さを想う瞬間がありました。それらをひっくるめて、駆け足で楽しい時間が過ぎていったという印象です。幹事をはじめ参加者の皆さんに、そして45周年同窓会が滞りなく開催できたことに、心から感謝いたします。
 次回は50周年の予定です。今回参加できなかった同級生の皆さんにも参加いただけるよう、早めに日時を設定して案内したいと思っています。地球温暖化や少子高齢化で日本社会が緩やかに衰退を始めている中、老人の肩身が狭くなる世の中ではありますが、もう少し世の中に貢献しつつ長生きをして楽しい同窓会を迎えたいものです。   大田伊久雄(同窓会代表幹事)