(昭50膳)学年忘年会とZEZE50ライブコンサート(2019.12.14)報告


ZEZE50学年忘年会とライブコンサート

12月14日(土)、毎年恒例となりつつある、昭和50年卒業生の〈学年忘年会(実行委員長白川正大くん)〉を大津市唐橋前にある“れすとらん松喜屋”で、2人の恩師を含む56人が参加し開催しました。
東京や金沢などからの参加者もあり、美味しいすき焼きを囲みながら、懐かしい話、現在の話、未来の話に、花が咲きました。

最後に、中島滋美くんの指揮、上田泰史くんのマンドリンと私のクラリネットの伴奏で「琵琶湖周航の歌」と「校歌」を斉唱し、山下記誉くんのエールで締め、楽しい楽しい忘年会はお開きになりました。

このあと、42人がピアノのある“ライブハウスtane”に移動。30人ほど入れば満杯、という場所に、椅子を追加で入れてもらい、「ZEZE50ライブコンサート」の始まり、始まり
久米宏ばりのユーモアがあるタッキーこと瀧田聡くんと、安藤優子ばりの才媛キーキーこと木野(藤井)智子さんの名司会のもと、同窓生の中で、今も音楽活動を続けているメンバーを中心に、熱気溢れるひとときを過ごしました。

・杉原(山元)裕子さんの透き通る音色の篠笛のソロで「冬の抒情歌メドレー」

・鈴木(本城)由美子さんと私の息の合ったピアノ連弾で「汽車は走るよ」「ウルトラマン」

・上田泰史くんの心に染み入るマンドリンと、プロ級の腕前を持つ林重樹くんのギターのアンサンブルで、喜多郎の「シルクロードのテーマ曲」

そして、このあとは、「なごり雪」「心の旅」を始め、私たちが青春時代に歌った懐かしい歌の数々を、同窓の仲間たちがそれぞれソングリーダーとなり、前に出てマイクを持ちリードし、全員で心をひとつにして歌いました。

【その他歌った歌】

「我が良き友よ」「夢の中へ」「花嫁」「青春時代」「クリスマス・イブ」「乾杯」「ささやかなこの人生」「カントリーロード」「シンシア」「ルージュの伝言」「あの素晴らしい愛をもう一度」

 

中でも、圧巻だったのが「ルージュの伝言」。これは、徐々に演奏者が増えて行く、(しかも、それまでの演奏者以外の人が)という意外性を狙って、〈フラッシュモブ〉という手法を取り入れてみました。

 

それまでピアノを弾いていた私がクラリネット演奏に切り替え、篠笛の杉原さんと「海の見える街」をデュエット演奏。

そのあと、樋口健一くんがウッドブロックでリズムを叩き始め、私が「次、ルージュの伝言やけど、ピアノ弾く人いない?誰かー!」と呼ぶと、秘密練習して来た加藤美孝くんが手を挙げ「オレ弾く!」とピアノの所へ。(ヤンヤの拍手)  

続いて、「ベースがないよ、弾く人いない?誰かー!」と呼ぶと、YouTubeで秘密練習して、金沢からベースギターを担いで来た山本啓二くんが「オレ弾くー!」と、お店の壁にさり気なく飾っておいた自前のギターを取り、加わる。(ヤンヤの拍手)

そして、「せーのー」の合図でピアノとベースの前奏が始まり、その間に、あらかじめ打ち合わせしておいた松村安之くん、田村隆くん、藤田和典くん、村山(岩本)昌子さん、鈴木(本城)由美子さん、千田(佐治)美子さんらが、ポケットに隠し持ったカスタネットなどを出して、次々に演奏に加わり、会場全体が一体となって大いに盛り上がり、企画は大成功!!

(ある人は、カスタネットを勢い良く叩き過ぎて、次の日、右手親指付け根が内出血してたそうな)(笑)

実は、今年4月の「ZEZE50船に乗って海津の桜を観る旅」のあとの食事会の時に、この〈フラッシュモブ〉の企画が出て、8か月間、温めてきたものなんですよ。

歌詞集の歌をひと通り歌ったあとは、時間の許す限り、リクエストタイム。「いちご白書をもう一度」「卒業写真」などの曲を、演奏チーム(林くん、上田くん、私)の即興の伴奏に合わせて、次々に歌いました。

あとで動画を見ると、みんなで肩を組んで歌ったり、体でリズムを取りながら歌ったりしていて、とっても楽しそうな様子。同窓生と楽しいひとときを共有出来て、本当に嬉しく思いました。

私達の年代はこれから老齢期に入っていきます。末永く健康生活を送るためには、心や身体とともに脳の衰えを防ぐ事がとても大切になります。

音楽を聴くこと、歌を歌うこと、そして楽器を奏でること、これらはきっとその一助になるでしょう。

同窓の友人たちが、60の手習いとして、これぞと思う楽器にチャレンジし、今後も続けていくであろうこの「ZEZE50ライブコンサート」で披露してくれたら、こんなステキなことはないですね。

「また、来年もやろうね」と口々に話しながら、楽しかった想いを胸に、ライブコンサートはお開きになりました。

一次会開始が17時で、二次会が終わったのは22時45分。三次会のお開きは、日付変更線を越えていました。ナント、7時間以上も一緒に過ごした事になります。

62〜63歳の私たち、気持ちも身体も、まだまだ若い?(笑)

来年10月18日、琵琶湖ホテルで開催する〈卒業45周年記念同窓会〉が、今から楽しみです。

文責:小林(清水)初子
補作:姜  永根