56周年、最後かな?いや来年も!
春日 功(昭42卒)
コロナも収まってきた上、昨年の55周年同窓会で「来年も是非」の声が沢山あり、立ち上がりが少し遅れましたが今年も昭和42年(1967)卒56周年同窓会を5月19日~20日に開催しました。
卒業50年を超えても毎回20数名の参加があり、やめられない圧力と逆に励みでもありましたが、体調不良の便りもいくつかあり、さすがに今年は激減を想定していました。
参加募集を始めたところ、予想通りの展開。結果的に不参加26名中ほぼ毎回参加していた12名が不参加、そのうち9名が体調不良ということになりました。
中には連絡が無いので心配して電話したところ、奥様から「今日入院したところです」というご返事を頂いたこともあります。51周年の時から前橋開催とし、重粒子研究施設見学・講義など勉強会も兼ねて実施していましたが、今年は自前の「卓話」を企画したところ3人が手を上げてくれました。山本邦宏君が「福島県における小児の甲状腺検査」を予定してくれ期待していましたが、開催まで1ヵ月を切った4月末同級生宣子夫人の体調不良のため、お二人不参加となりました。
結局参加者は12名+同伴者2名の14名となりました。これまで2回利用して馴染みの居場所となった石井ホールでの初日の「卓話」は、東京から参加の大川匡子さんによる「脳も身体もすっきり-ねむり上手になるための睡眠講座」と、はるばる愛媛県宇和島から参加の萩山正治君による「シーボルト家の子孫と宇和島藩~愛媛大学での講義『郷土の医療史』より」の2題。久しぶり学生となり、スライドを見ながら熱心に聴講。また卓話ではありませんでしたが、後藤文夫君から20冊目の著書「高齢期を楽しむ脳と体づくり(中央公論)」が参加者全員に贈呈されました。後藤君には今回も石井ホール利用など母校との窓口となって頂き、誌上お借りし感謝申し上げます。
メインパーティは昨年同様「ホテル ラシーネ新前橋」。昨年同様リモート参加可能としラインで設定しましたが、司令塔と言うべき幹事のスマホが電池切れのハプニングがありました。急速充電でなんとか繋がり、唯一リモート参加の橋田昌晴君と一部でしたが歓談。時間や空間を感じさせず、昨日まで交流していたかのように会話できる同級生の空気を堪能し、昨年と違い集合写真も撮影できました。
2日目は「敷島公園門倉テクノばら園」で最盛期のバラを鑑賞。さらに春日宅数十本の香りのバラを愛でた後、「木曽路」にて最後プログラムのランチ会食。コンパクトな会食では思いがけず会話が弾み時間を忘れるほどでした。
50周年を超えると毎回これが最後かの思いや、余儀なく不参加あるいは参加予定から急遽不参加となったメンバーの無念さを思うと呼びかけ人としては複雑ですが、最遠方参加の萩山正治君の同窓会地域貢献賞推しの話題も持ち上がり、実際に推挙活動に結びつく成果がありました。実現できたらそれも57周年の契機になりそうです。
そして追伸。この拙文まとめたところに6月14日、平嶋昇夫人から「先日の同窓会では大変お世話様になりました。来年は埼玉組が、皆さまをお招きしたいと思っております。お楽しみに!」のラインメッセージがありました。因みに、埼玉組は荻野忠、末益公人、田島経躬、露崎キヨ子、長岡成郎、橋田昌晴、平嶋昇の7兄姉。群馬県以外では東京組の8名に次ぐ大集団です。更に7月2日(日)山本君から宣子夫人について「退院して、再会楽しみにリハビリ中」のメールがありました。
今回不参加ながら、卒業後初めて連絡をくれたメンバーもいて、同窓会ますますやめられません。(写真、敬称略)