新会長として
同窓会の新年度にあたり、ご挨拶申し上げます。
ようやくコロナ禍における生活の環境も以前にもどりつつあるとはいえ、全てが元通りという訳にはいかないような気もします。
又、ロシアによるウクライナ侵攻を原因とする物価の上昇には仕事や生活に多大な影響が見うけられます。こんな時代であるからこそ我々は、一層の工夫や努力を怠らず、利他の精神に則って社会に貢献出来る事を心がけていきたいものです。
さて、私の県工時代の思い出の一つに、遠足があります。学校に集合し、出発するのではなく現地集合で現地解散という不思議なものでした。たしか末町あたりに集合し、犀川の河原にて、枯れ木をあつめて、飯盒炊飯をして、こげた飯などを食べて、解散したと思います。部活のため皆でてくてくと本多町まで歩いて帰るというものでした。今から五十年近く前のやさしい時代の忘れられない思い出の一つです。
この先も、厳しい時代が続きそうですが、あの学生時代に培った「県工魂」を忘れず邁進していきたいものです。
同窓会会長 戸出 克彦