この度、戸定会会員の古在豊樹先生(1967年園芸学部園芸学科卒業)が、令和6年度文化功労者に選ばれました。
古在先生は、千葉大学園芸学部助教授、教授、学部長を経て、2005年4月から2008年3月まで千葉大学長を務められました。この間、人工的な閉鎖環境および半閉鎖環境におけるエネルギー・物質収支および植物成長におよぼす物理環境要因の諸影響を解明し、その成果として、省資源型環境調節による植物生産、光独立栄養培養による組織培養苗生産に関する方法論を構築されるなど、生物環境調節、農業環境工学、農業気象学、植物組織培養学分野の発展において多大な貢献をされました。
会員一同、古在先生のご功績を心よりお祝い申し上げますとともに、先生のご健勝と益々のご活躍を祈念いたします。