ご挨拶
愛知県立国府高等学校同窓生の皆様におかれましては、日頃から本校の教育活動に御理解と御協力をいただきまして誠にありがとうございます。同窓会の皆様の温かい御支援のおかげをもちまして、在校生は有意義な高校生活を送ることができております。心から感謝申し上げます。
同窓会創立100周年事業について
昨年度、同窓会創立100周年事業として、同窓会館「光風会館」の大規模修繕を実施していただきました。建物自体の改修に加え、購買部の一角に生徒がくつろげる空間を設けていただき、昼休みに生徒が楽しげに団らんする光景を見られるようになりました。また、購買はパンや焼きそばといった食品の他にも、文房具などの品揃えが良く、生徒にも教職員にも大変心強い存在となっています。私もシャープペンシルの替え芯を切らした際に、「0.3mmのB」というレアな種類でも購入でき、しかも複数の製品が陳列されていることに感動を覚えました。
また、学校行事「文化的事業」の記念講演として脳科学者の茂木健一郎氏をお招きし、同窓会100周年との合同記念講演会を開催していただきました。講演を聞いた生徒に尋ねたところ「すごく面白かった」という感想を聞くことができました。世界の第一線で活躍されている方と直接触れ合う機会は本校生徒にとって大変貴重なものであったと考えております。
在校生が同窓会を身近に感じられるように
同窓会からの温かい御支援によって、在校生は充実した高校生活を送ることができています。光風会館、購買、部活動支援金、AED維持管理費、生徒支援金などなど。同窓会からこれだけ充実した厚い御支援をいただいている高校は他にありません。
このような同窓会への感謝の気持ちを芽生えさせ、同窓会活動への理解が深まることを目的として、一昨年度より文化祭において、学校と同窓会が連携して、同窓会の活動や支援の数々をゲーム感覚で紹介する企画を実施し、生徒の意識に同窓会を根付かせ身近に感じられるような取組を行っていると聞いております。
同窓会と学校の強固な連携協力を目指して
令和7年度の入学式において、新入生たちに「本校の同窓会はしっかりと組織され、皆さんの高校生活を力強く支えてくれている」と話をさせていただきました。
今後も在校生が充実した学校生活を送り、卒業後は母校を心の支えとして思い返してもらえるような学校運営に努めてまいります。同窓会の皆様にはこれまでと変わらぬ暖かい御支援を賜りますようお願い申し上げます。また、気軽に母校へお立ち寄りいただき、現在の学校の様子をご覧いただければと存じます。
令和7年4月 愛知県立国府高等学校長 古関 利勝