校長挨拶

ご挨拶

 

 

 

 愛知県立国府高等学校同窓生の皆様におかれましては、日頃から本校の教育活動に御理解と御協力をいただきまして誠にありがとうございます。同窓会の皆様の温かい御支援のおかげをもちまして、在校生は有意義な高校生活を送ることができております。心から感謝申し上げます。

 

同窓会創立100周年を祝して

 昨年度、同窓会創立100周年を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。一つの組織を100年もの長い間、多くの人たちで引き継ぎ、維持していくことは並大抵のことでは成し得ないことと存じます。特に、ここ数年は社会が大きく変化し、人々の考え方も多様になっているにもかかわらず、一つの組織の体制を維持できているということは、ひとえに同窓会常任委員会・専門委員会の方々を中心とした同窓会の方々の強い結束力の賜物と、心よりお慶び申し上げます。今後も、宮地会長のもと、ますますのご発展を祈念しております。

 

在校生が同窓会を身近に感じられるように

 同窓会からの温かい御支援によって、在校生は充実した高校生活を送ることができています。光風会館、購買、部活動支援金、AED維持管理費、生徒支援金などなど。同窓会からこれだけ充実した厚い御支援をいただいている高校は他にありません。

 ところが、これだけの厚い御支援をいただいておりながら、在校生が同窓会の存在を知る機会は、卒業する際の同窓会入会式しかありませんでした。

 この状況では卒業しても同窓会への帰属意識が薄く、同窓会活動への積極的な参加と後輩への継続的な支援が途絶えてしまい、100年以上培われた同窓会の理念を維持できなくなってしまします。

 そこで、昨年度から文化祭において、学校と同窓会が連携して、同窓会の活動や支援の数々をゲーム感覚で紹介する同窓会企画を立ち上げ、生徒の意識に同窓会を根付かせ身近に感じられるようにしました。これにより、同窓会への感謝の気持ちの芽生えを期待し、同窓会活動への理解が深まることを願っています。

 

同窓会と学校のさらなる連携協力を目指して

 先日、学校生活に関するアンケートの集計結果が出ました。どの学年も「学校生活に満足している」と肯定的に回答した割合は90%を超えています。昨年度の同窓会報にも書かせていただきましたが、本校生徒の愛校心は非常に強く、卒業後も、母校への思いは厚いものがあります。今後も在校生が充実した学校生活を送り、いつまでも母校のことを思ってもらえるよう学校運営に努め、学校と同窓会の円滑な接続ができるよう連携協力していきたいと思います。

令和6年5月 愛知県立国府高等学校長 齋藤 育浩