熊本大学医学部創立120周年記念事業
「昔寿メモリアル収蔵庫完成記念講演会及びお披露目会」が開催されました。
熊杏会では、平成28年に熊本大学医学部創立120周年を迎えたことから、肥後医育の業績を後世に残す事業を計画し、「肥後医育ミュージアム」の開設と「歴史資料保存庫」の新設を記念事業として進めてまいりました。
会員の皆様のご寄附と熊杏会の事業準備積立金を基に平成28年11月に熊本の医学・医療史の博物館機能を持つ「肥後医育ミュージアム」を開設しましたが、平成28年に発生した熊本地震の影響から歴史資料保存庫の新設が遅れていました。
この度、「昔寿メモリアル収蔵庫」と銘打った資料保存庫が令和3年3月に完成し、これまで収集していた医学に関する歴史資料を末永く保存する体制が整いました。
「昔寿メモリアル収蔵庫」の完成を記念して、令和3年11月6日(土)に講演会並びにお披露目会を開催しました。
第1部の講演会は、臨床医学教育研究センター1階の奥窪記念ホールにて
講演会➀ 小野友道先生(昭和41年卒)
「一葉の写真をめぐって ~お雇い外国人達と熊本の医師たち~」
講演会② 松﨑範子氏(熊杏会資料専門員)
「肥後医育ミュージアム及び昔寿メモリアル収蔵庫の紹介」がありました。
第2部のお披露目会は、会場を昔寿メモリアル収蔵庫前に移して、看板の除幕式を執り行い、続いて、収蔵庫内の見学会が行なわれました。併せて、肥後医育ミュージアムの見学会も行なわれました。
なお、看板は西勝英先生(昭和37年卒)に揮毫していただきました。
あいにくの雨模様でしたが、約30名の参加を得て、盛会裡に終了しました。
肥後医育ミュージアムは、平日10時~16時半の間、開館しております。
お近くにお出での折にお立ち寄りいただければ幸いです。
※肥後医育ミュージアム https://dousoukai.site/yukyokai/album1/