ごあいさつ

校長 栗木晴久

 明和会の皆様には、日頃から本校の教育活動に深いご理解と多大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

 長い歴史をもつ明和友愛会顕彰では、部活動の全国大会等で顕著な活躍をした生徒や、生徒会の役員を複数期にわたって務め、著しい貢献をなした生徒などを、卒業時に表彰していただいております。

 また、英国ウェストミンスター校と豪州ボーカムヒルズ校との間で隔年・交互に生徒の派遣と受け入れを行ってきた国際交流事業では、2013年の開始以来、ご支援をいただいております。新型コロナウイルス感染症のために、生徒の相互派遣は中断しておりましたが、今年度は英国訪問の再開に向け、準備を進めております。

 新型コロナの影響が弱まった昨年度末に、豪州に代わってシンガポールの南洋理工大学を訪問する新たな国際交流を始めることができたのも、ご支援のたまものです。

 さて、本校は2025年度から中高一貫教育を導入することとしており、同年4月に附属中学校の一期生が入学いたします。現在、瀬戸市、春日井市、犬山市、小牧市、豊明市、日進市、清須市、北名古屋市から派遣された中学校の教員と本校の教員で構成する開校準備委員会を中心に、カリキュラムづくりを始めとする準備作業を進めております。

 付属中学校は、1学年が普通コース80人と音楽コース20人のコンパクトな学校ですが、従来の中学校教育の常識にとらわれず、生徒一人一人がのびのびと探究的な学びに打ち込める環境を整え、他者と協働して社会をよりよい方向へと変えていけるチェンジメーカーを育てていきたいと考えております。

 明和高校へは附属中学校から約3割の生徒が、各地域の中学校から高校入試を経て約7割の生徒が入学することになりますので、両者が互いによい影響を与え合いながら成長を遂げ、大きく羽ばたいていけるようにしてまいります。

 また、老朽化した北館と音楽棟の建て替え工事も進んでおります。新しい北館は附属中学校と一体の校舎となり、音楽棟は300人収容のホールを備えたものとなります。北館は2027年3月、音楽棟はそれよりも少し早い2026年6月に完成する予定です。

 附属中学校の設置と校舎の建て替えを契機として、明和高校が30年後、50年後にも愛知を代表する名門であり続けるよう、120年の歴史と伝統を大切にしつつ、新たなチャレンジをしてまいりますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。