創立100周年記念誌を「若竹」47号別冊として2020年9月に発刊しました。
 
 従来の記念誌は「高校時代の思い出」を各年代の卒業生に寄稿していただくことによって、歴史や伝統を感じる形の編集でした。しかし、今回は「富士DNA」というキャッチフレーズに沿った形の編集にしました。

 『富士DNA – 第五高女から連なる冨士高気質を探る』特集です。卒業生はいったいどのように花開いていったのか。その人たちはどんな高校時代を経て、大人になっていったのかーーをインタビューで再現しました。第五高女卒業の方から卒業したばかりの大学生まで、お話を伺いました。また、歴史もしっかり伝えたいと考え、年表を新たに作成。生徒会誌「校友」の100年の変遷を通じて、学校や生徒がどう変わっていったのかも追いました。100ページ目に全面的に中高一貫校になる富士の未来について野村公郎校長に聞きました。オリジナル記事で構成する読みごたえのある100ページです。
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 若竹 第47号別冊 創立100周年記念号 

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若竹創立100周年記念号13ページの「峯島喜代女史」の記述について、「女史」は差別用語ではないかとのご指摘がありましたのでお答えします。

「女史」は「氏」と並びかつては社会的地位・名声のある女性の敬称でした。近年、女性を揶揄する意味で使われることがあり注意すべき用語という面もありますが、峯島喜代さんは、明治・大正期の方で、当時、敬愛の意を込めて「峯島女史」と呼ばれていたということで、この記事でも敬愛の念を込めて「女史」を使いました。

また、富士高校の創立90周年記念誌および創立100周年記念誌でも、峯島さんに対しては校長が「女史」という表現を使っています。

以上、ご理解お願いいたします。