【同窓生トピックス】故・川島第二郎先生の追悼礼拝に卒業生有志が参列

7月10日、故・川島第二郎先生が通われていた日本バプテスト横浜教会における「召天者記念礼拝」に卒業生有志が参列しました。(午前:27期生13名、午後:23期生5名)

川島先生は、昭和2年(1927年)生まれ。昭和42～55年(1967～80年)まで富士高で国語科(古文・現代国語)を担当されていました。威風堂々、張りのある声で独自の文学論を展開する「第二郎節」を記憶している卒業生も多いことでしょう。

その後57歳から聖書研究者の道を歩まれ、2008年には日本初の和訳新約聖書を詳細な解説付きで復刻され、日本経済新聞の文化欄でも取り上げられました。

川島先生は昨年8月19日に94歳で逝去されましたが、ご遺族の意向で教え子には知らされなかったため、今回の礼拝が唯一のお別れの機会になりました。

礼拝では、同教会の召天者名簿(教会員およびその家族)全員の氏名が読み上げられ、続く牧師の説教では、特に川島先生の聖書研究の功績について言及されました。都立富士高校の教え子が参列していることも紹介していただきました。

約1時間の礼拝でしたが、川島先生が多くの時間を過ごされた教会であらためてその面影を偲ぶことができました。先生のご冥福を心からお祈りします。

(報告者:23期　反中章子)