熊本学園大学経済同友会・熊本大学同友会 平成23年合同新年会
(平成23年1月17於:熊本全日空ホテルニュースカイ18:00-19:00)
参加者:学園大:来賓7名会員49名、計56名。熊大;来賓(学長、学部長、同窓会長13名。参加会員58名(内;医学部5名)71名。合計114名
先ず、主催者を代表して、熊本大学同友会の米満弘之代表幹事(熊本機能病院理事長)挨拶、来賓挨拶の後、講演講師 幸山政史 熊本市長{政令指定都市・新幹線開業に向けた熊本市のまちづくり}と題して、12ページ38項目の資料配布して講演が始まった。
「今日は午前4時出勤。非常災害訓練があった、その後熊本市の区名検討委員会があり、市民の世論調査で一番簡単な中央、東、西、南、北、の区名が委員会で決まった。
熊本中心市街地の再デザインとして、次ぎの4地区に分け、熊本城地区;本丸御殿の復元、桜馬場城彩苑(平成22年3月5日オープン)、通町・桜町周辺地区、新町・古町地区(町屋の保全と立ち寄り処―町の駅、熊本駅周辺地区の熊本森都心プラザ(平成22年10月オープ)として単なる熊本城の歴史的建造物の観光のみを目指した観光ばかりでなく、その伝統文化を中心にした特色ある熊本市を作ることを強調した。
更に熊本市の町づくりについて(第6次総合計画)その策定の背景として(1)少子高齢社会の到来、(2)地方分権時代の到来;市町村合併の進展。道州制の論議、(3)九州新幹線全線開業、(4)九州と東アジア:熊本市第6次総合家一区の推進(平成21年度~平成30年度):目指す町の姿を「湧く湧く都市熊本」とし、九州の真ん中!暮らし潤うつどいのまち、をめざして(1)「くらしわくわく」プロジェクト:子供達の成長支援、(2)めぐみわくわくプロジェクト:日本一の地下水都市づくり。と町中の緑の空間の創出(3)お出かけわくわく」プロジェクト:お出かけしたくなる町づくり。城下町の取り組み(4)出会いわくわくプロジェクト:様々な出会いが生まれる町づくり。ブランド宣言、熊本城、東アジア戦略の推進○熊本市東アジア戦略の策定(平成22年3月)熊本市の存在感を示し東アジアから選ばれる都市になる熊本市のまちづくり(合併。政令指定都市移行)。これからの熊本市(1)近隣町との合併の実現。九州新幹線の全線開業、政令都市指定への移行など、これら永年の年の課題が実現目前となり、これからの熊本市は、新たなステージに写ることになる。(2)3つの熊本再デザインとして市役所を再デザイン2.交通体系を再デザイン3.中心市街地を再デザイン(3)もっと暮らし易さを実感できる町を実感できる町 安全安心な町。子育てしやすい町。発展する農水産業を、働く場が溢れる町(4)選ばれる都市へ。クラス場所として。観光で。コンベンションの開催で。企業の立地、進出先のとして。学生が学ぶ場として東アジアからの留学生の受け入れ等を目指す。先日新聞に載った桜町にコンベンション用の施設を作り、人を集めれば、熊本の文化に大いに貢献できるし、経済効果も莫大であり、あの一体を歩行者天国にして、人を集め活性化するという計画は、この中に入っていた。
若い市長の斬新で熟慮された話を聞いて、1日も早く、目標の実現に向けた具体的な計画を期待したいと興味十分な話であった。その後、会場を移して懇親会に移ったが、私は合間を見て市長に二の丸の石碑、二の丸由来記に、熊本医科大学。熊本大学医学部の記載がないのはおかしいので、近日中に説明・依頼に行くと申し込んだ。市長はその話はかつて聞いたことがあると、言っていた。