生命資源研究・支援センタ-の「ゲノム機能医学研究環境整備」事業が文科省の「最先端研究基盤事業」に採択されました。(全国で14件採択)

 生命資源研究・支援センターは、本荘キャンパスにありました動物資源開発研究センター、遺伝子実験施設、アイソトープ総合センターなどを統合し、平成15年4月に「生命資源研究・支援センター」として発足し、現在に至っています。

「生命資源研究・支援センター」では、主に遺伝子改変マウスの作製、開発、保存、供給等に取り組んでおられます。

今回、文科省は平成22年度予算で、国際的な頭脳循環の実現に向け、国内外の若手研究者を惹きつける研究基盤の整備を強化・加速するため、研究ポテンシャルが高い研究拠点14事業に本年度280億円(3年間564億円)を配分することを決定しました。

生命資源研究・支援センターでは、この事業で遺伝子改変マウスの臓器別の詳細な表現型を解析する装置群を整備し、ヒトのタンパク質を発現する病因・病態解析に最適な遺伝子改変マウスの開発を行い、ヒト疾患の病因・病態の解明に貢献することを目的としています。3か年6億円が認められています。