平成26年第1回度熊杏会理事会が開催されました(平成26年4月25日)
議事要旨を掲載します。
(議事要旨)
- 日 時 平成26年4月25日(金)18:30～18:55
- 会 場 肥後医育記念館 2F会議室
- 出席者 北野副会長、小山理事、吉永理事、西理事、牧野理事、那賀理事、早野理事、園田理事、松下理事、泉理事、藤田理事、福島監事 以上12名
- 進 行 松下庶務担当理事
議事に入る前に、松下庶務担当理事から、神原会長が体調不良のため欠席であり、北野副会長が会長職務を代行する旨説明があった。
引き続き、北野副会長から開会挨拶があり議事に入った。
議 題1 役員人事について
松下庶務理事から、1月開催の新年理事会において、庶務担当理事に一任になっていた学内会員の副会長人事について、昭和51年卒で小児科学の遠藤文夫先生にお願いすることになった旨 報告があり、審議の結果了承された。
議 題2 平成25年度決算案について
先ず、早野会計担当理事から、配布資料2に基づき、次のとおり報告があった。
- 収入の部について
会費の決算額は1,815万8000円となり、24年度実績より約60万程減収となり、収入全体では、予算より約34万7617円減の1,875万3383円となったこと。 - 支出の部について
昨年度と内容については差異はなく支出全体予算額1,541万8000円に対し、決算額は1,488万8266円となり、平成25年度全体としは386万5,117円の残となったこと。 - 特別会計について
支出予定していた「肥後醫育記念館」展示室・設計費200万円は支出されなかったため、25年度支出は0円で、その結果、523万8,322円を繰り越すことになったこと。 - 平成25年度熊杏会財務報告書について
昨年度より約404万2,803円増加し、平成25年度末現在7,583万456円保有していること。
議 題3 監査報告について
福島監事から、監査の結果、証拠書類に基づき正確に処理されている旨監査報告があった。監査報告後、審議の結果、平成25年度決算案は原案どおり承認された。
議 事4 平成26年度予算案について
先ず、早野会計担当理事から、配布資料3に基づき、次のとおり説明があった。
- 収入の部について
会費の納入割合は昨年度同様の率で計上しており、大枠は昨年度と変わりなく、収入全体として約1,926万円程の収入を予定していること。 - 支出の部について
本年度の新規事項として、1月開催の理事会で承認された会報誌「熊杏]の編集に携わる編集委員等の謝金として、35万円を計上していること。また、運営費について、パソコンの交換及び通信費の増額に計20万円計上し、全体の支出は1,596万8千円の支出を予定していること。 - 特別会計について
昨年度同様に、支出に「肥後醫育記念館」展示室・設計費として200万円計上し、これには次の審議事項になっている肥後醫育記念館所蔵の「肥後醫育資料」の保存に必要な100万円を含んだ予算となっていること。
その後、審議の結果、原案どおり承認された。
松下庶務理事から、1月の理事会において、26年度事業の一つとして山崎正董、谷口長雄両先生のお墓に案内板を設置することが承認されたが、その後、それぞれの親族からの了承が得られなかったので、今回は断念せざるを得なかった旨、報告があった。
議 題5 肥後醫育記念館所蔵の「肥後醫育資料」の保存について
松下庶務理事から、「肥後醫育資料」の保存について、次の通り提案説明があった。
山崎正董先生が昭和4年に「肥後醫育史」を発刊されるに当たって、医療関係の史料を収集された自筆原稿全15冊の「肥後醫育史料」が肥後醫育記念館に収蔵されているが、最近、文学部附属永青文庫研究センターに勤務されている松崎範子さんから、再春館時代の医学史に関しての史料が現存していないなかにあって、この「肥後醫育史料」の第1巻から3巻までは、再春館関係がまとめられており、大変貴重な文化遺産である旨を聞いたこと。よって、この「肥後醫育史」は、紙の劣化により痛みがひどいため、写真版にして、専門家による注釈などを加え、永久保存版にしたい旨提案があった。
また、予算については、作業時間、人件費を含めた経費などは取り組んでみないとわからないが、とりあえず今年度から第1巻から第3巻までを松崎さんらにお願いすることとし、このためそれに必要な経費、今年度は100万円内で特別会計から支出させていただきたい旨提案説明があった。
委員から、資料の保存は、今実施しないと機会をなくすことが大いに考えられ、実施すべきである旨意見があり、総会に諮ることとなった。
その他 特になし
報 告 平成26年度総会について
松下庶務担当理事から、総会の案内について、配布のパンフにより説明があった。
