熊杏会新年理事会報告
日 時:平成25年1月11日(金) 18時40分~20時45分
会 場:熊本ホテルキャッスル
出席者:神原会長、北野副会長、山本副会長、小山理事、西理事、牧野理事、那賀理事、竹屋理事、早野理事、松下庶務担当理事、藤田理事 以上11名
議 事:
- 役員人事について
松下庶務担当理事から、空席となっている監事に40年卒の福島敬祐先生の推薦があり、本日付けでの就任が承認された。
続いて、理事の担当の交代について、地後井庶務担当理事が体調不良というこで、理事は引き続き御願いすることとし、庶務担当の分担を会計担当理事の園田先生に、その園田先生の会計担当理事を早野理事に御願いしたい旨提案があり、本年4月1日付けで理事の担当交代が承認された。
また、河津理事からの36年卒の吉永秀先生と理事交代の申し出について、承認された。
赤池会計担当理事が本年4月1日付けで東北大学医学部教授に転出される予定であり、その後任は4月の理事会に諮りたい旨提案があり、承認された。
- 柴三郎プログラムへの支援について
竹屋理事から、医学教育界の急務となっている基礎研究医の養成のための本医学部の「柴三郎プログラム」が文科省の支援事業に採択され、平成25年度よりスタートすること、その概要等の説明があり、当該プログラムへの入学希望を動機つけるなど、より魅力的にするために、文科省の支援外である大学院生への奨学金(入学金及び授業料)を支給する就学支援を実施することとしており、熊杏会からの財政的支援の要請があった。
審議の結果、このプログラムの必要性を認め協力はするものの財政的支援については、今後、熊杏会の財政状況をみて判断することとなった。
- 熊本大学ユニバーシティーミュージアム構想と肥後醫育記念館展示室のリニューアルについて
山本副会長から、先ず、会長から肥後醫育記念館展示室のリニューアルの命を受け、その目的を当該記念館を本学医学生を含む県下の医療系学校の学生などを対象とした教育施設にすることと捉え、展示内容を再整備する方向で検討している旨、配布された図面などで説明があった。
また、そのリニューアルに係る調査・設計事業の所要額300万円について、大学の財政的状況が厳しく、学長裁量経費要求も100万円要求が限度であり、熊杏会が200万円を負担することとして、平成25年度学長裁量経費を100万円要求したい旨提案があり、審議の結果、承認された。
また、今後の肥後醫育記念館展示の再整備については、大学の財政的状況が厳しいため、熊杏会からの財政的支援が不可欠となる旨説明があった。
報 告:
- 熊杏会による医師国家試験対策への支援について
竹屋理事から、平成23年度熊杏会新規事業として財政支援を受けた国家試験対策費について、全国規模で実施される医師国家試験模擬試験の受験料として使用したこと、また、その効果が有効であったことを含めて謝辞があり、引き続きの財政的支援の依頼があった。
- 医学部本荘地区移転100周年記念事業について
山本副会長から、村井見朴及び医学部発祥の地に案内板設置が完了したこと、他の案内板の設置進捗状況、また村井家からこの案内板設置に感謝され、熊杏会に金30万円の寄附があった旨報告があった。
- 肥後醫育記念館展示パネルの貸し出しについて
松下庶務担当理事から、北里柴三郎生誕160年記念事業実行委員会から、肥後醫育記念館の2階に展示している北里柴三郎に関するパネルの貸し出しの申し出があり、これを了承した旨報告があった。
- 平成25年度総会について
松下庶務担当理事から、平成25年度総会は、昭和58年卒業との合同開催となり、6月1日(土)17時から「ニュースカイホテル」で実施する旨報告があった。
- 熊杏第58号特集について
松下庶務担当理事から、第58号の特集の4本について報告があった。