【ご報告】第66回日本母性衛生学会学術集会へのご支援について~和田クニ様のご遺志を受け継いで~小川先生からの御礼~

同窓生の皆様

平素より同窓会活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

本同窓会では、10月10日・11日に開催されました「第66回日本母性衛生学会学術集会」に対し、助成金10万円を贈呈いたしました。

和田クニ様のご遺志を未来へ ※和田クニ様クリックにて記事閲覧可

この助成金の原資は、101歳でご逝去されました東京女子医科大学産婆養成所卒業生の故 和田クニ様が遺されたご厚志です。ご息女様が「母の遺志を継ぎ、助産に関わることに役立ててほしい」というお心で、本同窓会にご寄付くださいました。

1930年から続く本学看護教育の歴史を支えてこられた大先輩のお心を、このたび母性衛生分野の発展を願う活動に、大切に活用させていただきました。

■学術集会の成功と感謝のメッセージ

大会長は、本学卒業生(看護短大・専攻科)であり元看護学部長の小川久貴子先生が務められ、「母性衛生が拓く母子の笑顔」をテーマに、最新の知見が発信されました。オンデマンド配信を含め、全国からの参加者を迎え、盛会のうちに終了いたしました。

この意義深いご支援に対し、小川先生より同窓生の皆様へ感謝のメッセージが届きましたので、ご紹介させていただきます。

【小川久貴子先生からのメッセージ】

この度は、第66回日本母性衛生学会学術集会に、東京女子医科大学看護系同窓会の皆様より温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

皆様のおかげをもちまして、「母性衛生が拓く母子の笑顔」をテーマに掲げた本学術集会は、オンデマンド配信を含め、全国から2,621名もの方々にご参加いただき、盛会のうちに終えることができました。

皆様から頂戴したご厚志は、今後の助産師教育、ひいては母性衛生分野の発展に大きく貢献するものと、大変有難く存じます。本当にありがとうございました。


■今後のご案内

本学術集会のオンデマンド配信は11月末まで行われております。
▶ 第66回日本母性衛生学会学術集会オンデマンド配信

また、最終的な参加人数につきましては、確定次第、改めてご報告させていただきます。

故 和田クニ様のご遺志を、小川先生の学術集会への支援という形で未来へお繋ぎできましたこと、心よりご報告申し上げます。同窓生の皆様の温かいお心遣いに、重ねて御礼申し上げます。

東京女子医科大学看護系同窓会 第9期会長 三輪生子