学校長挨拶

学校長挨拶

校長 今川 孝徳

山陽高等学校の同窓生の皆様には、平素より本校教育活動に対して格別のご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。

さて、昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大により、学校は長い休業からのスタートとなりました。生徒たちのグランドを走り回る姿や元気な声も消え、いつもとは違う学校
の風景が約2か月間も続きました。そのような中でも、「学びを止めてはならない」と教職員は苦労しながら学習資料や授業動画を作成し、生徒たちへ届けました。6月の学校再
開からは、学びの時間を取り戻すため、夏休みの短縮や、行事の中止や見直しと、校内外での様々な活動制限、さらに、「学校の新しい生活様式」に沿って感染予防対策を継続しながらの学校生活となりました。新型コロナウイルスは、それまでの「あたりまえ」であることにどれほど深く感謝しなければならないかを我々に教えてくれたように思います。

同窓生の皆様にはこの「試練」ともいえるこの期間に、学校や生徒に対しまして、マスクや消毒液等のご寄付や、運動部の卒業生は、各競技の全国大会が中止となったことを受け、3年生全員に激励Tシャツを贈呈いただきした。数々のご支援、本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。

山陽高等学校は昨年度より、新たなミッションを掲げ、また、ミッションの実現のための3つのビジョンを示してスタートいたしました。

一つは、生涯を通して、主体的な学びが実践でき、確かな学力や専門性を身につけた人材を育成する学校。二つ目として、夢実現を貫く高い志をもち、社会に貢献できる品位ある人材を育成する学校。三つ目としては、自国や郷土の歴史や伝統を尊び、広く社会に貢献できる人材を育成し、地域に信頼される学校となることです。

私たち教職員は、このミッション・ビジョンの実現をめざし、全力で取り組んでいくとともに、本校の歴史と伝統をしつかりと受け継ぎ、「剛健優美・創造・友愛」の校訓のもと、「夢が私を強くする」を合言葉に、広島の未来を担い、積極的に行動・挑戦する志ある生徒の育成を図ってまいります。

「山陽ドリームプラン」の推進募金も昨年度でひと区切りとなりましたが、これまで、新校舎・新体育館の建設や人工芝のリニューアルなど、施設設備の整備と電子黒板やプロジェクターの設置などの教育環境の整備が進みました。本年度は、体育館横にテニスコート4面と陸上競技用の短距離・跳躍レーンが完成いたします。このことは、教師の物事に取り組む意欲の向上はもちろんのこと、生徒ひとり一人がめざす将来の自己実現へと必ずつながっていくものと私たちは信じておりま
す。

同窓生の皆様には、今後とも母校やその母校の生徒たちへ、温かいご支援ご協力を賜りますとともに、今後の「憩いの学び舎作り」や第2ステージヘ進むであろう「山陽ドリームプラン」の実現につきましても、さらなるご協力をよろしくお願い申し上げます。