クロスカントリーの思い出
1月は能勢口駅周辺でも雪のチラホラする日がけっこうありました。この時期になるとクロスカントリーが思い出されます。卒業アルバムにも載っており、寒い時期の特徴的な行事でした。
4回生の私のときのコースは男子と女子別々でした。男子は校門を出て、萩原台のバス停に向かう直線を走り、T字路を左へ折れて湯山台へ向かう坂道を下り、湯山台の信号を左に曲がり、バスの転回場でUターンして、同じ道を学校へ戻ったと記憶しています。
女子は校門を出て、校庭の角を左に曲って坂道を下り、萩原台西の住宅地の端をクネクネと曲がって、あとは男子と同じく湯山台へつながる坂道を下り、湯山台のバス転回場でUターンして、来た道を学校へ戻るコースでした。
校庭にゴールすると、PTA役員の方たちがショウガ入りのアメ湯を、「お疲れさまぁ」と言って一人ひとりに手渡してくださいました。寒い中、湯気がフワッと立ち上る紙コップに入ったアメ湯のなんと美味しかったことか…。
私は、スタートして校門を出てからT字路を左へ曲がるまではダッシュよろしく先頭集団にいるのですが、湯山台の信号を曲がるあたりから持久力が乏しくなり、帰りの坂道では何十人もの生徒に抜かれ、ゴールした時はいつもは最後のほうでした。
現在もこのクロスカントリー大会は脈々と継続して開催されています。コースは、男子・女子とも母校に隣接する「宝塚医療大学」をスタート地点とし、男子は湯山台から県道川西篠山線に出て北上し、けやき坂住宅団地内にある「ヤマザクラ公園」で折り返す8.5㎞です。女子は県道川西篠山線の西多田地区にあるガソリンスタンド付近で折り返す4.5㎞のコースです。
今年は2月5日に開催予定でしたが、コロナウイルス感染症予防のため中止となったそうです。コースは違えどもクロスカントリー大会は今も開催されており、後輩たちも頑張って走ってるという事がわかり嬉しくなりました。