ご挨拶
校長 栗林 秀忠
東生会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝にてご活躍のこととお喜び申し上げます。平素より、本校のために物心両面にわたり多大なるご支援とご協力を賜りまして感謝申し上げます。特に、スーパーK奨学金をはじめとする多くの奨学基金や海外語学研修にかかる国際交流基金、トイレ改修やエアコン設置へのご寄付など、県内外を見渡してもこれだけの支援を後輩たちにしていただいている同窓会はないと感じております。
私は、令和5年4月より創立114年目を迎える歴史と伝統ある本校の第28代目の校長として着任してその重責を感じております。国宝そして世界文化遺産姫路城の敷地内にあり、東生会から寄贈された「弥生の庭」と「令和の白壁」に囲まれた素晴らしい教育環境に感銘を受けるとともに、何よりも、授業や部活はもちろんのころ、学校行事や地域活動など様々な事業に、本当に熱心に真摯な態度で臨む東高生に感動しています。
学校では、新型コロナウィルス感染症が5類に分類されたこともあり、ほぼ全ての教育活動を元通り展開しています。県内で唯一年間5回にも及ぶ海外研修も復活し、またスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業もⅠ期4年目となり、いよいよ来年度はⅡ期目を申請する時期となりました。地球科学や科学倫理探究などの課題に取り組み世界を牽引できる人材のロールモデル化を目指しています。
今後も、日本だけでなく国際社会で貢献できる人材を育成していくために、校訓「自主 創造 友愛」そして「個性、のばせば 夢、はばたく」のスローガンのもと、不易と流行を意識しながら教職員一同「チーム東高」となって、教育活動を展開してまいる所存です。
最後になりましたが、今後とも本校への変わらぬご支援とご協力を賜りますとともに、東生会の益々のご発展と会員の皆様のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。