2021年度 高校卒業式

 

2022年3月4日、2021年度の卒業式が執り行われました。
卒業生は、193名(男子92名、女子101名)です。

式典に来賓として出席した若竹会会長・横山雅之さん(27期)は、「この学年は、2年間コロナ禍で制約を受け続け、修学旅行や海外研修がなくなり、体育祭や文化祭も変則的な形で実施されたということを聞き、改めて気の毒に思いました」と、語ってくれました。

式の様子は、「卒業証書は代表者への手渡しもなく、起立した卒業生全体に向けて、校長が読み上げるという形で行われ、国家、校歌は流れる歌を聴く形でした」とのことでした。

 

 

 

「僕も若竹会に入りました!」

卒業式当日、「若竹会」のプレートを下げて門や玄関で、写真を撮っていた反中章子さん(23期)は、一人の男子から、こう声をかけられたそうです。

「若竹会の名前は認識されているんですね。嬉しくなりました」。

 

今年度の卒業生には、若竹会から記念品として、オリジナルクリアファイルを送りました。

『若竹会100周年記念誌』や「大人の文化祭・美術館」にも、参加・協力いただいたプロダクトデザイナー・清水慶太さん(45期)にデザインをお願いしました。

「歴代の校章が、第五高女→富士高→富士中高の順に配置されています。多様性に富んだ自由な校風を表すため、それぞれの校章の背景色が一辺倒にならないよう、白バックで登場したら次は白ヌキで登場する、という具合に並べました」

「色はブルーグレーでまとめました。青春の青。遠くに見える富士山の青。校舎に向かって坂(あるいは階段)を登る時に見上げる空の青。でも、決して子供っぽくない、一歩だけ大人に近づいた、落ち着きのある青」と、デザインコンセプトについて、清水さんが教えてくださいました。

これからひらける素敵な未来を願う気持ちを込めて、メッセージカードと共に贈りました。

若竹会事務局