会長挨拶

御挨拶

 同窓生の皆様におかれましては、ますます御清栄のこととお喜び申し上げます。日頃より、愛媛県立土居高等学校同窓会活動に御支援・御協力を賜り、誠にありがとうございます。創立100周年記念事業終了後から、本校同窓会会長という役目を仰せつかっております森髙康行と申します。

 本校は、明治34年7月1日宇摩郡立農業学校として開校して以来、大正・昭和・平成・令和と5つの時代を、農林学校、宇摩実業学校、県立宇摩実業学校、県立宇摩農業学校、県立宇摩農業高等学校、県立小富士高等学校、そして昭和30年に現在の県立土居高等学校と改称されてきた歴史と伝統のある高等教育機関です。卒業生は現在までに約1万7千名に及び、実業界や政界をはじめ、宇摩地域のリーダーを多く輩出してきた拠点であることは、誇りとするところであります。

 さて、本校は令和3年度に創立120周年の節目を迎え、同窓会といたしましても、期成会実行委員会を立ち上げ、数々の記念事業に取り組んでまいりました。本館校舎1階に絵画等展示スペース「あかぼしミュージアム」を設置し、先輩方から絵画や書などの優れた作品を御寄贈いただき、各界で御活躍の同窓生による記念講演会「徹底討論 土居高の現在・過去・未来」を実施し、農場にも各種備品を購入するなど、皆様方のお力添えのおかげで、母校の後輩たちの健やかな成長を願う事業を無事遂行できましたことに心より感謝申し上げます。

 この創立120周年記念事業の一環として、この度本校同窓会のホームページを設置することになりました。これによって、普段は母校を訪れる機会の少ない遠方の方々や、卒業したばかりの若い世代の同窓生にも、本校同窓会活動について周知し、母校をより身近に感じていただけるようになりましたら幸いです。

 少子高齢化の時代という厳しい環境ではございますが、我々同窓会が強力な応援団として、母校を支え、盛り立てていきたいと思っております。どうか皆様も積極的に同窓会活動に御参加くださいますようお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。

愛媛県立土居高等学校同窓会会長 森髙 康行