御挨拶
同窓生の皆様におかれましては、ますます御清栄のこととお喜び申し上げます。日頃より、愛媛県立土居高等学校同窓会活動に御支援・御協力を賜り、誠にありがとうございます。
このたび、土居高等学校の同窓会会長を拝命した近藤寛と申します。顧問に就任された森髙康行前会長をはじめ、長きに渡り同窓会活動を牽引してくださった旧役員の皆様に心から感謝申し上げ、令和6年度の総会で承認された新役員をここで紹介させていただきます。
<顧 問> 森髙 康行(S51卒)
<会 長> 近藤 寛(S56卒)
<副会長> 高橋 裕子(S56卒)、東山 和史(S58卒)、星田 和宏(S59卒)、村上 真美子(H4卒)
<監 査> 高橋 英吉(S46卒)、鈴木 浩二(H4卒)、溝口 真由(H10卒)
本校は、明治34年7月1日宇摩郡立農業学校として開校して以来、大正・昭和・平成・令和と5つの時代を、農林学校、宇摩実業学校、県立宇摩実業学校、県立宇摩農業学校、県立宇摩農業高等学校、県立小富士高等学校、そして昭和30年に現在の県立土居高等学校と改称されてきた歴史と伝統のある高等教育機関です。令和3年度には、創立120周年を迎え、記念事業が成功裏に終わりました。近年では、情報科学部の自転車甲子園最優秀賞、陸上競技部員の四国総体出場など、部活動でも輝かしい実績を残しています。
また、卒業生は現在までに約1万7千名に及び、四国中央市の経済の基盤を支える人材や実業界、政界のリーダーを多く輩出してきた拠点であることは、誇りとするところであります。
私が、元中学校教員として客観的に見た土居高等学校は、家庭的な雰囲気の中で、生徒の個性や希望に寄り添ったきめ細かな教育がなされており、3年間の生徒たちの学力や人間力の成長度はどこの高校にも引けを取りません。また、地域に根差し地域と連携し、地域に貢献しようとする多彩な教育活動は、大きな魅力です。今、少子高齢化の時代にあり、多様な価値観や選択肢の中で、本校の存続問題が浮上していますが、人を育て地域づくりの核となっている本校の灯を決して消してはならないと考えています。
我々同窓生は、母校や郷里への深い愛情を基盤に強力な応援団となり、母校を支え、盛り立てていきたいと思っています。どうか皆様も積極的に同窓会活動に御参加くださいますようお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。
愛媛県立土居高等学校同窓会会長 近藤 寛