大阪府立泉北高等学校 校長 溝端 茂樹
同窓会会員の皆様におかれましては、ますます ご健勝にて各方面でご活躍のこととお慶び申しあげます。また、日頃より母校教育活動に格別のご理解とご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。
この度、西田 恵二 前校長の後任として堺東高校より泉北高校第十九代校長として赴任してまいりました。どうぞよろしくお願い致します。私も梅川同窓会会長と同じ本校の12期生です。母校の校長を拝命し、大変光栄に存じております。同時に、伝統ある本校の名を汚さぬよう、さらに充実発展させていかなければならない重責に身の引き締まる思いがしております。
さて、泉北高校も普通科から普通科・国際教養科併設、その後国際・科学高校として国際文化科・総合科学科を設置し、文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)やSGH(スーパーグローバルハイスクール)の指定も受け、今日に至っています。現在は、グローバル化や高度情報化、価値の多様化が進んでいる中、そのような社会を生き抜いていくことが求められ、こんな時だからこそ生徒たちには、少々の困難にもひるまず、元気を出して、勇気を持って立ち向かっていくたくましさを身につけてほしいと思っています。
「何ができるようになるか」「何を学ぶか」「どのように学ぶか」の観点で教育内容の改訂が行われており、「探究活動」をはじめ、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善、教科指導におけるICT活用の促進も求められています。そのような中、創立50周年記念として同窓会の皆様方から電子黒板機能付プロジェクターなどの寄贈をしていただき、教育委員会から配備されました生徒一人一台パソコンと併せて、生徒の更なる学びに活用し、生徒の思考力や表現力を一層高め、探究心にあふれ、グローバルな視野を持つ人材の育成に努めてまいりたいと思います。
今後とも、泉北高校のさらなる発展のために尽力して参りますので、同窓会の皆様方には、母校の教育振興のため、変わらぬお力添えを賜わりますようお願い申しあげますとともに、泉北高等学校同窓会のますますのご発展と皆様のご活躍を祈念申しあげご挨拶とさせていただきます。