日向山登山(1660M)(4.22UP)

5年前の10月に初めて乾徳山登山に参加させていただき、元気会の気に圧倒されました。皆様のきさくで陽気な明るさ、真面目な責任感、優しさにです。毎回頂くお知らせはとても楽しみで、今回は私の足で参加できるだろうか、もしできなくても気持ちは行った気分です。「さあ一緒にいらっしゃい」と言っていただくことほど、嬉しいことはありません。

今回は日向山(ひなたやま)登山に参加しました。当日の一週間前ぐらいになると、天気予報を見ては一喜一憂します。しかしなぜか不思議と決行日(!)には、からりと青空ということが多いそうです。今回も登山口から歩き始めると雲は流れ去り、真っ青な空が広がりました。歩幅に合わせてゆっくりマイペースで登っていき、ちょっと一息ついてまだ若葉のでてない林の左右をみわたすと、なんと思いがけなく右に残雪をいただいた八ヶ岳、左に雪が岩にしっかりはりついて真っ白な甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山がくっきりと見えました。まだ途中なのにこんなに景色を楽しめるなんて、嬉しや。足も急に元気になりました。

頂上の斜面は雁ガ原と呼ばれる白い砂の花崗岩の崩壊地で甲斐駒、八ヶ岳の眺めがぐんと力づよくせまり、素晴らしい景色でした。ここでお弁当。ちょうどこの日がお誕生日の高広さんエンコラさんをお祝いして隊長、副隊長が背負ってきたワインで乾杯。おめでとうございました! そしてスイスまで出かけた由緒ある 手作りのアップリケがかわいい(!)元気会の旗を囲んで参加者10名、記念写真でポーズ。

さて 下りは 急に直角に降りていく感じで 目、手、足を十分に緊張させて必死に歩きました。 タクシーが迎えに来る登山口まで来て 、岩にかけよりドッコイショと腰掛けたのは8回生の私一人で、3回生の皆様は すっくと立ったまま、にこやかに年金の話などをしておられるのでした。山道の歩き方、植物、岩石のこと 、など色々なお話を聞き、 又おしゃべりしながら、いつの間にか無事に下山できとても楽しい一日でした。一人、または夫婦だけでは 決して来ることのなかっただろう山に登ることができてよかったなーと毎回思います。それぞれの山行きを計画し、お知らせし、各手配(タクシー、お風呂、etc.) 緊急時のテントまで、などなど、まだ沢山あると思いますが 吉村隊長、大窪副隊長のいつも変わらぬ淡々とした心暖かい実行力に、感謝申し上げます。

金丸康子(8回生)

今回は元気会の若手のホープ、8回生の金丸さんに感想を書いて頂きました。
登山したのは4月3日(土)です。また参加者は以下の10名です。(吉村悟)
男性:高廣、小泉、福島、吉村、細谷
女性:小林、宮田、重澤、大窪、金丸

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