霊仙山登頂

3回生で組織している元気会は98年10月31日(土)に関西の山に遠征しました。参加メンバーは男性は伊藤(千秋)、細谷、三橋、森、吉村、女性は小林、久保田、重澤、谷、東條、大窪です。以下は大窪さんの感想文です。

ことし6回目の山行です。名古屋在住のメンバーに誘われ一大決心、鈴鹿の山に登る事にしました。鈴鹿と言えばサーキットくらいしか思い浮かばない人もいる関東の住民たちが新幹線を使って米原まで、しかも日帰りで往復しようと言う効率の良い計画を立てました。
泉鏡花の高野聖ではないけれど、夏にはヒルがでるという鈴鹿山脈の北の外れが霊仙山です。米原からタクシーで醒ヶ井養鱒場へ。林道を歩き、昼なお暗い榑ヶ畑の廃村を抜け、汗拭き峠から急登すること1時間半、頂上付近の稜線は風が吹くと輝きわたるひろびろとした笹原です。南には影のように連なる鈴鹿山脈、北には琵琶湖の遠望とスケールの大きいこの稜線歩きは誠に素晴らしいものでした。
山を下ってから伊吹山の麓にある温泉で汗を流し、神戸から駆けつけてくれた2人の仲間を交えて楽しい会食となりました。朝が早く帰宅も遅くなりましたが、天候に恵まれた事も有り、関東とは一味違った風景の中、思い出の深い日帰り登山となりました。

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