平成25年3月10日(木)
吉村 悟 (3回)
前2回の元気会はこれで2回連続してケーブルカー利用の登山となったので、今回はその悪癖?を断ち切って自分の足で登山することにした。といっても標高229mではあまり威張れない。
しかし三毳山は関東平野の北端に位置し、標高は低いが秀麗な山容で万葉の昔から知られている。殊にカタクリの群生で有名だが季節的に少し遅い。でも桜やつつじをあてにして登ることにした。
当初11名の参加予定であったが、お通夜やら身体の故障やらで結局7名となった。我々の年代ともなれば、致し方無いのかもしれない。浅草8時10分発の東武線快速日光行に乗るためホームに行くとすでに数名メンバーが来ていた。動き出して北千住を過ぎた頃、電車の中を探しに行ったらさらに同級生が見つかった。
栃木駅で両毛線に乗り換え岩舟駅で下車、2台のタクシーに分乗してかたくりの里管理センター前で降りる。カタクリはすでに終わっているので群生地を通らず、三毳山の竜が岳に直登した。途中の山腹に遅咲きの桜やつつじが咲き、新緑に映えて美しい。

山つつじ
下から頂上までしっかりした階段でかなり足が疲れれる。へばったころ頂上に到着した。早目だが昼食にすることにした。頂上には新設した電力用の鉄塔が立ち、ちょっと狭くなっているのでやや気分を削がれる。それでも頂上からの関東平野の景観は見事だ。
元気会の昼食タイムは山で一番楽しい時間の一つだ。例によって子供の時のことが話題に出る。附属中学時代は誰にとっても懐かしいものだ。
話していると限がないのでやおら腰を上げて午後の歩きを開始する。山頂を吹き抜ける風が何とも心地良い。中岳を抜けて三毳神社の奥社まで出る。由緒のある神社だ。

三毳神社奥社前にて
奥社から長い階段を降りるとみかも山公園南口に着いた。トロッコ列車みたいな乗り物が
走っていたが、敬遠して庭や三毳神社を拝観した。

みかも山公園の庭園
三毳山神社は先ほど歩いてきた奥社と対になっている。万葉集にある歌も書いてあり、本当
に昔から有名なところだったのだなと改めて感じた。
- 万葉の歌碑
池を巡ったり神社に詣でている間に電話で頼んだタクシーが来たので湯楽の里栃木温泉に向かった。きれいなお風呂で汗を流し、さっぱりしたところで大迫君の怪我からの復帰に祝杯を上げた。楽しい一日だった。
行程 岩舟駅-(タクシー)-カタクリの里管理センター-三毳山竜ヶ岳(昼食)-三毳の関跡-中岳-三毳山奥社-みかも山公園西口東口広場-(タクシー)-湯楽の里栃木温泉(入浴・ビール)
参加:
男性)小泉・大迫・伊藤・三ツ本
女性)大窪・谷