紅葉台から足和田山

平成24年6月11日(月)

大窪 和子 (3回)


梅雨入り近い曇りの一日、富士五湖を望む足和田山登山に出かけました。メンバーは男女合わせて8名です。往きの横浜線に遅れが出てあちこちメールが飛び交いはらはらしましたが、とりあえず全員予定通り河口湖駅に到着しました。距離的にはそれほどではないのですが、首都圏から富士急行電車に乗り継いで行くのはかなり時間が掛ります。

いつもながらタクシーに分乗し、紅葉台入口まで。みずみずしい新緑の中、涼しい風に吹かれて登山路に導かれて行きます。このコースは東海自然歩道に指定されており、整備も行き届いた歩きよい路です。緩やかな登りを紅葉台の稜線目指して進みます。この稜線に紅葉台といわれるピークが二つあります。うねうねとした登りに少し飽きるころ、小さな休憩舎のある最初の紅葉台が。またしばらく行くと今度は売店のある次の紅葉台があります。稜線を少し北へ外れたところに三湖台というピークがあり、林の向こうに富士山が大きく見え、富士五湖の中の3つの湖が一望できるはずの展望台ということですが、曇り日のこの日は富士の影も形もありません。ただ登山路に沿っていつも見えていた西湖の静かなたたずまいが印象的でした。この日ここに登ってきたのは元気会と体育教科の地元中学生だけだったかもしれません。

 

二つ目の紅葉台あたりでパラパラと降り出した雨もあまり強くはならず、軽い雨具や傘を出し入れしているうちに止みました。溢れるような緑の中、思い出したように咲いている可憐なツツジの花にはまことに癒されました。花はトウゴクミツバツツジに似ていますが、葉が違うのではという人もあり、出合うたび花に話しかけて楽しみました。そういえばツツジの季節でしたね。

足和田山への稜線歩きはかなり長いです。最後の登りが直線的でかなりキツイ。

ここには高い展望台や休憩のためのベンチが設えてあります。五湖台ともいわれ、富士を初め南アルプス、富士五湖、青木ガ原の展望が売り物ですが、残念ながら霧の中。登りと違っaて急な下山路をいっきに大田和に向かって下ります。


タクシーに案内してもらったホテルで汗を流し、徒歩で河口湖駅まで15分くらい。駅前のレストランで恒例の打ち上げビールを。甲州ならではのホウトウを味わって散会しました。帰途は駅前から横浜方面への長距離バス、マイカーなど思い思いに。ともあれ、元気会、いつも楽しいです。

行程  河口湖駅-(タクシー)-紅葉台入口バス停-紅葉台-三湖台(昼食)-足和田山-段和山分岐-林道-大嵐神社-大嵐入口バス停-(バス)-河口湖温泉

参加
男性)森・三ツ本・谷・伊藤・吉村
女性) 谷・大窪・平林

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