昇仙峡羅漢寺山登山

10月12日(水)

吉村 悟(3回)


さしも頑健を誇った3回生の元気会会員も次々と後期高齢者の仲間入りを果たし、昭和12年早生まれの数人を残すのみとなりました。あちらが痛いとか、こちらが動かないとか、体調不良を申し立てる会員が続出し、ついに普通の登山を諦めました。

そこで今回はロープウエイで登って、降りてからも馬車に乗ると言う超豪華な計画を組んだ所、やっと参加者が増加に転じました。

久しぶりに新宿発朝7時のスーパーあずさ1号に乗り、快晴の甲府駅に降り立ちました。そこからタクシー2台に分乗し、昇仙峡の仙蛾滝ロープウエイ乗り場に到着しました。周りを見渡すとロープウエイはさすがに観光客しかいません。リュックサック姿は少し恥ずかしい感じです。

でもロープウエイは楽です。あっという間に頂上近辺まで数分で、運んでくれました。パノラマ台の茶屋から少し上に歩き出し、羅漢寺山の頂上に到着しました。岩場に鎖などあり結構高山気分が味わえました。それにしても歩いて10分で登頂と言う山は生まれて初めての経験です。

記念写真を撮って羅漢寺山を後にして白砂山に向かいました。この辺まで来ると観光客も誰も来ず、元気会の天国となりました。白砂山は羅漢寺山の対面にあるピークで頂上部分だけ木が無くて、周囲を十分に展望出来ます。早いですが、此処でお昼にしました。

白砂山から羅漢寺山を望む


昼食をゆっくり済ませ、また歩き始めました。と言ってももっぱら下りです。つぎは白山展望台と言う所に出ました。やはり展望が開けた所で、甲府盆地方面が良く見えます。

またそこを出て千田の部落を通り昇仙峡口まで降りました。降りるだけでも75歳ともなると結構辛いものがあります。途中で休み休み下りました。休憩の時は話に花が咲きます。今回の話題は「物忘れ」でした。ある女性会員からその話題が出て「毎日いろんなものを忘れては探しているけど、旦那に言うと笑うので悔しいから言わない」とのこと。それに対して別の男性が「俺は直ぐ家族に何が無くなったと言う。その方が家族総出て探してくれるので、見つけるのが早い」とのことでした。皆様の家ではどちらですか?

昇仙峡口にやっと降りて辺り見回すと馬車が待っていました。一人千円ということで契約し馬車で仙蛾滝に向かいました。揺れ心地が良く、皆さんうっとりとして寝込む人もいました。トテ馬車と言うのだす。

仙蛾滝を見物してこれで今日の登山は終わりです。タクシーで湯村に行き、お風呂にのんびり浸かり、甲府駅ビルの中華料理屋で今日の無事を祝い、お開きにしました。今後はこのような軽ハイキングが主流になりそうです。

行程  甲府駅-(タクシー)-仙蛾滝-(ロープウエイ)-パノラマ台-羅漢寺山-白砂山(昼食)-白山展望台-千田-昇仙峡口-仙蛾滝ー(タクシー)-湯村温泉(入浴)-甲府駅

参加
男性)伊藤・三ツ本・森・吉村・高広
女性)大窪・平林・小林

 

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