12月19日(月)
大窪 和子(3回)
- 長尾山で一服
- 金時山山頂で記念写真
金時山、これまでに、何回計画したでしょう。いつも天候に恵まれず見送られてきた山です。今年こそはと、お天気の安定しそうな年末を狙って登ることにしました。平成23年12月19日の月曜日、7人の仲間が集まりました。
新宿発の「はこね3号」に小田急線の各駅からそれぞれ乗り込んで、箱根湯本には9時01分に到着。集合した7人のメンバーと2か月ぶりの再会にしばし情報交換を。
バスの時間がうまく合わず、タクシー2台に分乗して出発しました。乙女峠の登山口へは40分ほど。お天気はまずまずです。電車の中から遠望できた富士山は近づくといささかご機嫌斜め。山頂での眺望に期待して歩き始めます。
緩やかなアップダウンの、歩きやすい路をゆっくり登ります。風もない小春日和、紅葉の最後の輝きがところどころに残っている爽やかな樹林帯を乙女峠まで。月曜日だからでしょうか乙女茶屋はひっそりと閉じられていました。
金時山と乙女峠の中間点、長尾山へは尾根筋を登ります。樹林の間から駒ヶ岳、明神岳明星岳など箱根の山々が望まれまれて楽しい登りです。金時山の頂上が見え始めると多少のアップダウンがあり、やがて最後のややきつい登りが待っています。スローペースで登れば問題はありません。
山頂到着12時10分。予定通りの到着です。ガイドブックのコースタイムに我々の年齢を考えて作る行程時間が近頃バッチリ嵌るようになりました。長年培った伝統?みたいなものですね。登りではちらほらしか出会わなかったのに山頂は登山者で賑わっていました。地元の学校の遠足もあったようです。有名な金時茶屋も盛況のようでした。この山はいくつもの登山路があるのだと改めて思いました。少し歩行時間は長いけれど私たちは一番楽なコースを登ったのかもしれません。
ところが、です。周囲の山々は見えるのに富士山だけはがっちりと雲にくるまれて姿を現しません。まるで雲に悪意があるかのようでした。仕方がない、大きな金時山の看板の前で、マサカリなんか担いだメンバーと記念写真を!
下山路はひたすらの下り。でも脚が笑うまえには仙石原へ到着です。
箱根湯本の「ひめしゃらの湯」で汗を流し、登山電車で小田原へ。忘年会場、駅前の「天金」には都合で山へ登れなかった3人が忘年会のためにわざわざ出向いて私たちを待っていてくれました。次の山はぜひ、ご一緒に!都合10人、いつもながら賑やかで楽しい忘年会で、元気会の一年を締めくくりました。
行程 箱根湯本-(タクシー)-乙女峠バス停-乙女峠-長尾山-金時山 (昼食)-矢倉沢峠-金時山登山口-仙石バス停-(バス)-箱根湯本
参加
男性)谷、高広、三ツ本、森、吉村、小泉、三橋、毛利
女性)大窪、谷