7月18日(月)
吉村 悟 (3回生)
前回の三ドッケ山が標高差が大きく、私を始め参加者が今までに無いほどバテたので、今回は「軽い山にして~」と言う会員の声に応え、ハイキング程度の軽いコースを設定した。
ただし山の高度が低いのでその分だけ蒸し暑く、結構汗をかいて草臥れた。前回のバテた教訓から、ゆっくりゆっくり登った。
集合はJR中央線高尾駅の北口改札に9時と言うことだったので、私は折から新宿駅に居たハイキング快速に乗ってゆっくり、ぎりぎりに高尾駅に着くことにした。しかし八王子の近辺に快速電車が差し掛かった頃「何をしている!みんな集まっているぞ!遅い!」とのお叱りの電話を受けた。皆歳をとってせっかちになった。
高尾駅からはタクシーに乗り大垂水峠に向かった。ここは甲州街道の要衝の地で大きなトラックなどの通行が激しい。道を横断するのに細心の注意が必要だった。
しかし峠から一歩山道に入ると緑も多く、これが都心から1時間の所?と思うような自然の中に入ることが出来た。40分くらい歩いて本日の最高峰大洞山に到着した。あまり展望には恵まれないが、時折吹きわたる風が何とも心地良い。
高尾山を左手に見て、さらにアップダウンを繰り返す。お昼近くなって三沢峠に到着し、待望の昼食となった。昼食時の楽しみは何と言っても子供の時の話だ。ごく稀には新しいエピソードも聞けるが、大体は何回も聞く話だ。しかしそれが楽しい。今時はやりのツアー登山では絶対に味わえないものだ。
昼食を終えてまた歩き始めた。午前中は相模川が右手に見えていたが、午後は城山湖に変わった。そろそろ終わりだろうと思った頃から以外に長く、少し嫌になったころやっと高尾山口に到着した。汗で衣服はうんと濡れていた。又タクシーに分乗して高尾の湯フロッピイに向かった。ここはターザン(田中公子さん)の追悼登山の折の打ち上げをしたお風呂だ。ターザンを偲んでビールを飲んで、海の日の祝日を有意義に過ごした。
参加:
男性)森・小泉・吉村・三ツ本・高広・伊藤
女性)大窪
行程:高尾駅-(タクシー)-大垂水峠バス停-大洞山-中沢山-西山峠-泰光寺山-三沢峠(昼食)-草戸山-四辻-高尾山口駅-(タクシー)-高尾の湯フロッピイ(お風呂とビール)