震災30年の鎮魂

2025年1月17日、阪神大震災から30年が経ちました。震災が起きた1995年は母校創立20周年の年でした。母校も校舎の一部損壊やグランドの大きな亀裂などの被害を受けました。広い所で幅10~15cm、長さ20mぐらいにわたって南北に2本大きな亀裂が入りました。教室や廊下などの壁面にも傷が入りましたが、すぐに応急措置ができ教育活動に大きな支障が無かったようです。

学校がまとめた被害状況では、生徒の家族の人的・物的被害として、死者0名、家屋の全壊10名、家屋の半壊44名。学校の施設や設備では①グランド亀裂補修、②水道管修繕、③ガラス修繕、④階段・廊下補修、⑤美術石膏像修理、⑥トイレ補修、⑦建物(柱、梁、壁等)補修の7項目で1,576万円。特に建物補修は1,000万円かかったと「創立20周年記念誌」の中に記録されています。

1995年1月には6,323名の卒業生がいましたので、被災された方は多かったと思います。当時、同窓会の組織活動が動いてなかったので、卒業生の被害状況の記録は一切ありません。写真は創立20周年記念誌の巻頭、母校の全景ですが仮設住宅が建ち並び、震災当時の状況がよくわかります。

事務局だより

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