校訓その2「友愛」と「礼節」

暦の上では「立春」を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きますね。日没時間が遅くなってきているのを嬉しく感じます。今回は【友愛】と【礼節】です。

【友愛】を、私は「お互いに磨き合うこと」だと思っています。今は情報伝達のツールが発達しています。お互いに相手の良さを見い出して、さらに引き上げていける人間関係であり、ことの善悪も可否もきちんと相手に伝えられることが【友愛】だと思っています。そのためにも話をしやすい人でありたいですね。

【礼節】は礼儀と節度のこと。挨拶は勇気と元気の表示であり、言葉づかいは人柄を表すと思っています。家庭教育、学校教育で長年習ってきましたが、私は卒業してから「その人とはもう二度と会わないかもしれない。だからこそ、その瞬間を大事にするのだ」という『一期一会』という言葉を学びました。人と接するとき、相手に対して礼節を守る事が大切だと思っています。

どの高校にも校訓があり、育ってほしい人間像の目標が掲げられています。社会に出てからあらためて、校訓で大切な事を学んでいたのだと感じました。今でも母校の石碑や体育館の正面右側の壁に掲げられている『校訓』を見ると、背筋が伸びます。