開校よりもっと古いお話し
先日、母校に関する資料を見ていたら、皆さんに紹介したい記事がありました。古い古いお話しです。
昭和49年(1974年)3月14日付、朝日新聞記事の要旨。「川西市は13日、同市西多田の旧花屋敷ゴルフ場跡地約46,000平方メートルを県立高校用地として、総額9億8000万円で買収することを明らかにした。今年10月末までに買収を終え、すぐに造成を開始、県と協議のうえ、昭和51年4月までに開校させる方針。」
「同市は10万都市でありながら全日制の高校は、市北部に川西緑台高校があるだけ。このため、昭和47年12月には各自治会など多くの団体が『県立高校誘致推進協議会』をつくり、市や県に早期開校を陳情していた。」
「旧花屋敷ゴルフ場は川西、宝塚両市にまたがる丘陵地で、広さ約60ヘクタール。うち約半分が川西市内。市南部にあって、中心部から約2Kmしか離れていないため、高校用地としては最適だ。(中略)将来、宅地開発を認めることを条件に土地所有会社との話し合いが成立した。」
写真は開校10周年記念誌のものですが、上空からもゴルフ場の形跡がよくわかります。