第1回ミネソタ州立大学短期留学者10名に同窓会より留学奨励金を贈呈しました
看護学部においてミネソタ州立大学短期留学が開始となり、3月15日より2週間、1年生から3年生合計10名の学生の留学が決定しました。
1月6日に開催された事前オリエンテーションの場で、安田会長より激励の言葉の後、各学生に留学奨励金を手渡しました。学生からは、同窓会へのお礼の言葉と共に、留学を通し、グローバルな視点を持った看護師をめざしたいとの熱い思いが聞かれました。
第7回関西医科大学看護同窓会総会・講演会を開催しました
2024年11月10日(日)に枚方芸術文化センターで、第7回 関西医科大学看護同窓会を開催し、91名の同窓生がご参加くださいました。
総会では、事業報告および会計報告、事業計画、予算などについて説明・承認がされました。記念講演会では「知っておきたい認知症ケア ~看護者そして家族として~」のテーマで、自分たちにできる支援はどのようなことなのかと考え、振り返るよい機会となりました。
次回開催は2026年11月を予定としています。
総会や記念講演会の様子などは是非写真館をご覧ください。
第7回関西医科大学看護同窓会総会開催の挨拶
卒業生の皆様、日頃より同窓会の運営活動にご支援を頂き心よりお礼申し上げます
昨年5月新型コロナウィルス感染症が5類に移行し、現在はほぼ通常の医療に戻りながらも終息していない感染症に対応し続けています。また、1月に発生した能登半島地震さらに9月末に発生した能登半島豪雨により亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。本学は地震発生後に直ちにDMATの出動、災害支援NSの派遣、金沢医科大学へのNSの応援派遣などを行いました。
さて、本同窓会は2002年(平成4年)に本学すべての看護教育機関の同窓会を合併してから22年目になります。現在は大学院生、学部生の入会により会員登録数は約4500人となっています。しかし、住所不明の方が多く確認作業が今後の課題となっています。会員の方で住所変更がございましたら看護同窓会のホームページでの変更をお願い致します。
関西医科大学は、今年創立96周年を迎えています。医学部、看護学部、リハビリテーション学部を有する医療系複合大学になり、関連の4病院に訪問看護などを加え大阪北東部の方々の期待に応える医療を行いながら100周年に向けて更なる進化を続けています。
看護部の近況ですが2021年に立ち上げた看護キャリア開発センターの5部門は看護学部との連携により順調に成果を上げ、看護実践を通して看護の質を高めています。特に国の政策である特定看護師の育成にも力を注いでおり、現在177名を育成し臨床での活躍が始まっています。短期間での育成について厚労省からも注目され問い合わせが多く入っています。今年度、附属病院で46の増床、手術室3室の増設、医療センターはメディカルエマージェンシーセンターの設置などにより看護師の大幅な増員を行い現在も採用活動を続けております。
4病院の看護職員は現在1725人に増え来年4月には更に増員となります。関西医大へ就職希望される方がございましたらお声かけをよろしくお願いします。
看護学部との連携において新たな取り組みは、昨年から臨床看護学教員制度を設けました。これは、学部生に実践から得たエビデンスに基づく質の高い技術教育や、最新の医療状況に応じた実践力が身に付く教育を実施できる制度です。教員選考基準に則り任用された12名の看護師が講師や助教の資格で昨年から学生の教育に関わっています。学部生の学業支援や卒業後のキャリア開発に向け同窓会としてもさらに支援をしていく所存です。
最後になりましたが、会員の皆様方より、心温まるご寄付を頂きこの場をお借りし厚くお礼申し上げます。今回の総会は2022年~2023年度の事業及び会計報告が主な内容となっておりますのでご審議の程よろしくお願い致します。今後とも本同窓会に変わらぬご支援をお願いし挨拶とさせて頂きます。
会長 安田 照美
事業報告(2022年度~2023年度)
会長 安田 照美
1.同窓会の名簿の保管及び管理
- 新入職員の名簿登録データの整理とサラト(株)への登録依頼
- 本学退職に伴う在籍者データの整理とサラト(株)への修正登録依頼
- 会員からの情報の確認とサラトへの修正依頼
- 名簿管理についてサラト(株)との業務調整
- その他
2.会報の発行及びホームページによる情報発信
- 会報の発行について役員会で検討
- 広報・ホームページ担当役員は本学の最新情報の収集と発信
- 会報第1号発行に向けた準備
- その他
3.会員の相互の親睦と発展に関する活動
- 定例役員会の開催:1回/6ヵ月
- 臨時役員会の開催:総会年は5月から1回/毎月開催
- 第6回総会の開催及び第7回総会開催の準備
- 会報の発行準備
- その他
4.会員の学術推進のための活動
- 最新情報をホームページで発信
- 総会時の講演会開催
- その他
5.本学・看護学部・大学院看護研究科の学生への支援
- 関西医科大学大学院看護研究学科・看護学部入学式に参列
- 大学院生及び看護学部生に同窓会のオリエンテーション及び学生会員としての位置づけについて説明
- 学生支援の拡大について役員会で検討しクオカードを毎年全員に贈呈
- 大学院生修了式(9月、3月)に参列及び卒業記念品の贈呈と正会員登録の案内
- 看護学部生卒業前の同窓会正会員登録の案内
- 看護学部生卒業式に参列し、学業成績優秀者1名、実習成績優秀者1名の表彰と記念品の贈呈
- 卒業生全員に卒業記念品の贈呈
- その他
6.その他本会の目的達成に必要な事項について
- 大学看護学部・病院との交渉、相談、依頼など
- その他
関西医科大学看護同窓会 会計報告
2022年から2023年度(2022年4月1日~2024年3月31日)
1.収入の部
(単位 : 円)
項目 | 金額 | 摘要 |
---|---|---|
繰越金 | 1,653,733 | |
入会金 | 4,160,000 | 2022年度~2023年度該当者 |
その他 | 1,260,000 | |
預金利息 | 45 | |
小計 | 7,073,778 |
2.支出の部
項目 | 金額 | 摘要 |
---|---|---|
学校行事費 学業支援費 |
783,006 | 卒業記念品など |
事業費 | 1,161,105 | |
事務費他 | 35,404 | |
総会運営費 | 59,900 | |
小計 | 2,039,415 | |
次期繰越金 | 5,034,363 | |
合計 | 7,073,778 |
2024(令和6)年11月10日
会計: 中村 桐子 山岡 月子
監事: 牛嶋 百合子 安本 マリ
事業計画(2024年度~2025年度)
会長 安田 照美
1.同窓会会員名簿の保管及び管理
- 名簿の追記及び管理
- 最新データ確認
- 名簿管理内容に関するサラト(株)との調整
- その他
2.会報の発行及びホームページによる情報発信
- 会報1号の発行
- 会報2号発行の企画
- ホームページ運用に関するサラト(株)との打ち合わせ
- ホームページ新情報発信
- その他
3.会員相互の親睦と発展に関する活動
- 役員会の開催
- 会員拡大活動
- 会員からの情報収集
- 2024年度総会の開催
- 2026年度総会の企画
- その他
4.会員の学術推進の為の活動
- 最新情報をホームページで発信
- 講演会の開催
- その他
5.本学看護学部及び大学院看護学研究科の学生への支援
- 卒業式、修了式への参列
- 看護学部成績優秀者の表彰
- 学術支援のクオカードを毎年在学生全員に贈呈
- 新入生に同窓会の紹介と支援についてのオリエンテーション
- 学部生卒業前の同窓会登録のオリエンテーション
- その他
6.その他本会の目的達成に必要な活動
- 各部門関係者へ同窓会活動の支援の要請
- その他
関西医科大学看護同窓会 予算
2024年から2025年度(2024年4月1日~2026年3月31日)
1.収入の部
(単位 : 円)
項目 | 金額 | 摘要 |
---|---|---|
繰越金 | 5,034,363 | |
入会金 | 4,680,000 | 2024年度から2025年度該当者 |
小計 | 9,714,363 |
2.支出の部
項目 | 金額 | 摘要 |
---|---|---|
学校行事費 学業支援費 |
1,500,000 | 卒業記念品など |
事業費 | 418,000 | |
事務費他 | 60,000 | |
予備費 | 100,000 | |
総会運営費 | 950,000 | |
小計 | 3,028,000 | |
次期繰越金 | 6,686,363 | |
合計 | 9,714,363 |
同窓会参加者からのお便り
私は今回、自分が入会している看護同窓会がどのような活動をしているのか知りたいと思い参加しました。参加して、関西医科大学看護同窓会には深い歴史があることや多くの卒業生のみなさまが関わっているのだと実感しました。また、同窓会は卒業生だけでなく在学生の学業支援にも携わっていることが分かりました。
同窓会後、後輩と一緒に久しぶりに大学に行きました。学生時代、同期と支え合いながら過ごした日々を思い出しました。同期がいたから今、助産師として働くことができていると思います。
学部生のみなさん、今実習や国家試験の勉強で大変だと思います。同期を大切にして、頑張ってください。遠くからですが応援しています。
関西医科大学 看護学部看護学科 1期生
関西医科大学総合医療センター
4B病棟 杉本 亜花里
この度は「第7回関西医科大学看護同窓会」へ出席させて頂きありがとうございました。この集いに参加できたことを心より嬉しく思います。
私が関西医科大学附属専門学校を卒業し、早14年。専門学校生活を送っていた頃よりも社会人での毎日はより一層早く感じております。同窓会では勉学に共に励んだ友、ご指導頂いた恩師の元気なお姿を拝見でき、嬉しく思いました。私は消化器外科・内分泌代謝内科・放射線科の複数の診療科を担う病棟へ配属となり、今年度、副師長を拝命し現在は消化器内科・神経内科の病棟で勤めております。患者の意思を尊重し、質の高い看護を提供する為に日々スタッフと切磋琢磨しております。学部生の皆様と共に働ける日を心待ちにしております。
関西医科大学附属看護専門学校 28期生
関西医科大学附属病院
9N病棟 郡 紗貴子
関西医科大学看護同窓会第7回総会に出席してのメッセージ
同窓会の会場では、開始前からあちらこちらで笑顔での会話が弾んでいて、もうすでにミニ同窓会が始まっているようでした。母校である看護専門学校は閉校になりましたが、総会での安田会長のお話から看護学部の卒業生が3期生にもなり、確実に受け継がれていることを実感でき嬉しく感じました。
私は、看護専門学校の閉校とともに退職し、現在は学生とともに学んだ看護を実践したく、細々ではありますが看護師として働くとともに、他職種にも挑戦しています。
また休日には大好きなお城を堪能すべく、全国の城巡りを行っています。
『やる気・元気・佐々木』のモットーは忘れず今後も過ごしたいと思っています。
最後になりましたが同窓会開催にあたり、定例役員並びに臨時役員の皆様に御礼申し上げます。また、今後さらに卒業生の先輩方や後輩の皆さん、在校生の方々のご活躍をお祈りしています。
関西医科大学附属看護専門学校 2期生
佐々木 美智代
1972年頃、在籍していた長崎の高校に、当時の附属病院の高田看護部長さんが高等看護婦学校の入学生を勧誘に来られ、その時に面接を受けたことが私と母校との縁の始まり。
私は、古希を迎えたのを機に天草市から故郷の五島市に居を移し、卒後50年目の今年、看護同窓会に6年ぶりに参加しました。
安田会長のご挨拶から近年の病院や大学、そして看護の環境や活動がよくわかり、93年にも及ぶ母校の看護教育も様々な変遷を経ながら、今後益々の発展に期待が膨らみました。
記念講演は、附属病院の認知症看護認定看護師さんの現場での葛藤や専門職のいる大学病院での活動が伝わる、現代に即した内容の講演。地域包括ケアに携わってきた一人として、専門の診療科を持つ大学病院に、認知症の疾患と患者家族の悩みがわかる専門看護師が配置されていることの強みと役割性を感じました。
同窓会参加は、母校と自分との繋がりを紐とく貴重な時間となりました。
関西医科大学高等看護婦学校 12回生
早田 英子
総会や記念講演会の様子などは是非写真館をご覧ください。
入学式
令和6年度 看護学部入学式
令和3年度 看護学部卒業式
令和4年度 看護学部卒業式
令和5年度 看護学部卒業式
令和3年度大学院看護学科学位記授与式
令和4年度大学院看護学研究科学位記授与式
- 大学院で不妊治療中の女性の孤独感と抑うつを研究しました。研究を通して、研究のプロセスや意義を学び、対象者を深く理解したい気持ちを持ちました。臨床では研究の視点などを一緒に考え、よい看護研究、看護に繋がるように貢献したいと考えています。 関西医科大学大学院看護学研究科博士前期課程生涯発達看護分野母性看護学領域研究者コース修了(3期生)松原沙綾
- ⼤学院で学修した科学的根拠を⽤いて対象者を捉えることで、疾患だけでなく⼈の健康にまで関与する看護専⾨職としての役割を再認識しています。今後は、困難事例に対して科学的根拠に基づいた実践⽅法を検討し、 多職種で対象者に還元していきたいです。関⻄医科⼤学⼤学院看護学研究科博⼠前期課程広域看護分野在宅看護学領域⾼度実践看護師コース修了(4 期⽣) 長尾千裕
令和5年度大学院看護学研究科学位記授与式