No.040

 4日後には74回目の「原爆の日」を迎えます。
昨日ご紹介した吉弘さんから提供いただいた資料の一つ、総合文芸雑誌「野生時代」(1975年4月号)には、本校に在学した作家の大庭みな子(旧姓 椎名美奈子)が、敗戦後30年ぶりに母校を訪ねたことが写真と手記(「亡霊の囁き」)で紹介されています。
写真は本館西端から部室方面を撮影したもので、「銀翼のきらめくB29を見上げた校庭」とキャプションがあります。
原爆投下から2週間後、大庭を含め高等女学校の生徒たちは、廃墟と化した広島市内へ救援活動に入ります。