No.030

原爆投下後の賀茂高等女学校生徒による救援活動については、何度かご紹介しましたが、今朝の中国新聞「私の一枚」には、私の賀茂高校時代の同級生F君のお母さんの手記と女学校時代の写真が掲載されていました。当時の高等女学校は軍服の縫製作業をする工場となっており、大量のミシンが教室に持ち込まれていたそうで、憧れを抱いて入学した高等女学校にもかかわらず、生徒たちは勉学の時間を割いて勤労奉仕に勤しまざるを得なかったようです。戦争は純粋な学びの自由さえ奪ってきたことを忘れてはなりません。

校長eyes

前の記事

No.029
活動報告

次の記事

平成31年度入学式