211 芸術の秋
現在、東広島市立美術館で開催中の「コレクション展 第Ⅲ期 Part1 イマジン Hiroshima 被爆80年の想像力」を鑑賞しました。多くの美術家たちがその豊かな想像力によって原爆の意味を追究した写真・絵画・彫刻等の作品をもとに、想像力そのものの「在り処」を辿ろうとするのがコンセプトだそうです。ジョン・レノンの名曲 imagine が聞こえてきそうです。
展示作品の中には、賀茂高校昭和34年卒 久保田 辰男 先生の水彩画(被爆樹木6点)もありました。久保田先生は大学卒業後、広島県公立高校の美術教師として教鞭をとられました。ご退職後も一水会の会員及び運営委員として、ふるさとの民家や田園風景、牛などをモチーフとする多くの作品を描かれました。また、近年は広島市内の被爆樹木も描かれています。
この企画展は11月24日(月)までの開催です。関連イベントとして11月3日(月)14時から、同館1階アートスペースにおいて賀茂高校演劇部の生徒が絵本やエッセイの朗読を行います。当日は入場無料になっていますので、お時間があれば、文化・芸術そして高校生の平和継承活動に触れてみてください。

