162 象徴

事務局の窓から見えるセミナーハウス前のオリーブの木に実がなり始めました。創立100周年(2006年)の記念事業で整備された庭園なので、20年近くになります。けっして日当たりの良い環境とは言えませんが、毎年この時期に多くの実を結びます。実の皮は鮮やかな緑色ですが、次第に赤色そして黒紫色へと熟していきます。

たまたま先週訪れた小豆島の「オリーブ園」の原木は樹齢が100年を超えるそうで、たいへん立派な幹と枝振りでした。それに比べると本校のオリーブは細く弱々しい幹と枝ですが、東広島市の寒さに適応しながらしなやかに生きている感じがします。平和の象徴でもあるオリーブですが、近年、緊張感が高まっている国際情勢を憂いていることでしょう。

事務局の窓から

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163 落葉