014 記憶と想い出

実家の片付け中、賀茂高校3年生在学時(昭和52年)の「現代国語」のプリント冊子が出てきました。一冊は「『舞姫』を読んで」と題する生徒の感想及び論説文をまとめたもの、もう一冊は「流麗」と題した「詩・短歌・俳句」に関するグループ研究の成果をまとめたものです。当時の教科担当だった伊東祐博先生のジェントルマンな語り口や立ち姿が脳裏に浮かびます。それにしても一字一字を自筆で刻んで編集・印刷された冊子づくりは繁雑な作業だったと思います。また、各班での協働的で対話的な探究学習を積極的に取り入れておられた伊東先生の授業や課題は、受験生である3年生にとっては大変でしたが、今となれば懐かしい想い出です。

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