平成4年卒 城田 慎介
西条岡町の ”割烹しんすけ” を訪ねました。店主で料理長の 城田 慎介 さんは平成4年の卒業です。大阪の調理師専門学校で学び、和食料理店で修行を積んだ後、山陽鶴酒造内に現在の店舗を構え、今年で15年目になるそうです。旧西国街道は西条駅前から寺家方面に向けて緩やかに登り,そして半尾川に向かって下っていきます。下りきったお店のある付近はかつて窪町(くぼまち=くぼんだ土地)と呼ばれていたそうで, ”割烹しんすけ”の開店以前には 山陽鶴酒造の直営店 ”倉凛くぼまち” (その後、広島市の流川へ移転)という美酒鍋と日本酒のお店がありました。
”割烹しんすけ” では、酒蔵の趣を残した土間の席や酒樽の蓋をテーブルに使った座敷、おしゃれな中庭を眺められるカウンター席など、個性的で居心地の良い和の空間において、旬の食材を使った美味しい日本料理とお酒をいただくことができます。賀茂高校への通学路に面しており、在学時代の懐かしい思い出を語り合うにはぴったりのお店かもしれません。