平成29年卒 村松 航汰
平成29年卒業の村松 航汰さんから、ご自身の作品である日本画「丑の刻」(1120×1455/紙本採色)が寄贈されました。村松さんは、尾道市立大学大学院美術研究科修士課程(日本画コース)を修了後、現在は同大学の助手として学生の指導にあたりながら作品制作に取り組んでおられます。昨年度は第77回「春の院展」及び再興第107回「院展」で入選。また、今年3月には「東広島芸術文化ホールくらら」市民ギャラリーにて個展を開催されました。
自然の風景をテーマとし「スケッチから、その場所やその時間に感じた目には見えない、心に響くものを捉えて表現したい」と作品に込める思いを述べておられます。寄贈された作品「丑の刻」は、人々が深い眠りにある中、賀茂高校を見下ろす龍王山の森の中をひらひらと舞いながら帰還する蝶が幽玄に描かれています。作品は先週から校長室に飾られています。