217 丙午

2026(令和8)年がスタートして半月が経過しました。同窓会員の皆様、本年もよろしくお願いします。

六十干支でいうと今年は「丙午」(ひのえうま)です。私(事務局長)が教諭として採用された1983(昭和58)年は、高校2年生(1966年「丙午」生まれ)の数が極端に少なかったことをよく覚えています。まだ当時は迷信を信じ、妊娠や出産を控えたことが影響したようです。その後は第二次ベビーブーム世代の入学期となり、公立高校の新設や入学者定員の増加が続き、賀茂高校でも昭和62(1987)年には11クラス(440名)の募集へとふくらみました。そして、前回の「丙午」から60年、急速に進む少子化や私学の男女共学化・公立相当分授業料無償化などを背景に、昨年末、広島県教育委員会は県立高校の再編計画(2033年度までに22校を9校とし、賀茂高校は河内高校と統合)を発表しました。対象の地域や学校関係者にとっては、混乱や不安のままに年度末を迎えることになりそうです。

前々回の「丙午」の年である1906(明治39)年、賀茂高校の前身である私立西条女学校の誕生から今年は120年です。青島幸雄さんの直木賞受賞作『人間万事塞翁が丙午』ではありませんが、120年の歴史の中で様々な問題や課題があったことと思います。これからも社会の変化やそれに伴うピンチ(困難)を、チャンス(好機)へと変えていく発想の転換と柔軟性を大切にして、賀茂高校の教育活動を継続していただければと願います。年初にあたり、同窓会員ならびに教職員及び生徒の皆さんのご健勝とご活躍をお祈りします。