会長挨拶

 

 2023年8月の総会にて、前任の藤井会長よりバトンを受け継ぎました、一期卒業生の川野友義です。微力ながら、これから皆さんと共に伊予高校同窓会の発展に尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 愛媛県立伊予高等学校は、1983年(昭和58年)に設立されました。私はその一期生の一人です。そして、3年後の1986年(昭和61年)、母校への思い出を永遠に刻み、仲間との絆を大切に育む場として、同窓会が設立されました。この同窓会は「鵬友会」と名付けられました。

 その目的は、「長い人生の中で、青春のひとときを共に過ごした仲間が、純粋な母校愛のもとに集い、互いに励まし合い、助け合いながら、人生をより豊かにするための“再びの出会いの場”となること」です。まさに、大空へ羽ばたいた“鵬(おおとり)”が、いつでも戻ってこられる場所でありたいという願いが込められています。

 伊予高校は2022年に創立40周年を迎えました。この伝統ある同窓会をさらに発展させていく中で、もし迷うことがあれば、私たちはこの「目的」に立ち返り、確認しながら前へ進んでいきたいと思います。

 また、この同窓会が、在校生にとっても、在学中はもちろんのこと、卒業後も生涯にわたって多くの学びや出会いを得られる魅力的な存在となるよう、皆さんと共に努力してまいります。

 コロナ禍を経た今、日本はさまざまな社会課題に直面しています。温暖化や少子高齢化、格差や分断の解消など、より良い未来を築くためには、次世代を担う若者の力が欠かせません。同窓会としても、後輩たちが社会のリーダーとして、日本のみならず世界の課題に立ち向かえるよう、協力の要として支えていきたいと考えています。

 脈々と受け継がれてきた「鵬友会」の精神をしっかりと守り、そして力強く次の世代へと引き継いでいくことをお約束し、簡単ではございますが、就任のご挨拶とさせていただきます。

 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

愛媛県立伊予高等学校同窓会 会長
川野 友義

PAGE TOP