第52回バトントワーリング関東大会出場

「集団美」を 目指して
バトン部部員一同

私たちバトン部は、現在2年生8人、1年生23人の計31人で活動しています。大会や地域のイベント参加を軸とし、日々の練習に励んでいます。部員のほとんどが初心者ですが、大会には部員全員で参加しています。そのため、技術に大きな差があり大変なこともありますが、だからこそ部員全員の団結力を高めることができます。

今回のテーマは、椎名林檎さんの「この世の限り」という曲に合わせて踊ります。この曲はテンポがよい曲調で、導入からユニゾン性の高い演技構成となっており、終盤に向けてチームの一体感を表現しています。この演技を踊り始めた頃は、動きについていくことやフォーメーション(踊る時の配置)を合わせることに精一杯でした。練習を重ねるにつれて全員で踊りを揃えることができるようになってきて、楽しさを感じるようになりました。また、印象に残る素敵な曲や衣装を選び、演技構成をしてくださったコーチには、心から感謝しています。

10月の関東大会に向けては、全体の動きやフォーメーションの統一のため、個人の踊りの癖やドロップ(バトンを落とすこと)をなくすことを課題として練習しました。また、曲への理解を深め、自分たちの演技を表現するという思いで踊ってきました。

本番では部員一人ひとりが練習の成果を出そうと精一杯踊ることができたと思います。しかし、金賞を頂くことはできましたが、全国大会への出場は叶いませんでした。その結果は、部全体のバトンと演技の完成度への執着の甘さが原因だと思います。とても悔しい結果でしたが、その悔しさをばねに向上心を持ち続け努力していき、来年の全国大会に向けて精進したいと思います。これからもバトン部の応援よろしくお願いします。