11月10日、母校サッカー部は第103回サッカー全国高校選手権広島県大会において、優勝を果たしました。2年連続2度目の選手権大会においての広島制覇という、さらなる歴史を創りました。
今大会は、エディオンピースウィングスタジアム広島で決勝戦が行われました。
ピースウイング開業初年度の年に、母校サッカー部が決勝戦に進出できたことが、まずもって大変喜ばしいことです。
決勝戦の相手は、瀬戸内高校。昨年度と同カードで、瀬戸内は昨年の屈辱を晴らすために、広島国際学院は雪辱を果たすために、この1週間各校が調整をしてきたと思われます。
試合は、序盤から広島国際学院のボール占有率が上回っており、積極的に瀬戸内を攻める展開でした。県内・全国屈指の強豪校を相手に、何度もチャンスメイキングしていました。
そして、前半38分にセットプレーから待望の先制点を挙げます。
後半は瀬戸内高校の猛攻が始まります。幾度かピンチの場面もありましたが、積極的で組織的な守備を広島国際学院は展開し、ゴールを奪わせません。
すると、後半16分にカウンターで追加点を取ります。
試合の風向きをさらに変える大切な1点が入りました。広島国際学院応援スタンドの目の前でゴールが決まり、応援組の気持ちもさらに高まりました。
そのまま風向きは広島国際学院のまま、2‐0で試合が終了しました。
2年連続2度目となる優勝を飾りました。そしてなんとこの広島県大会において、広島国際学院は無失点でありました。持ち味の堅守が光り続けていました。
昨年度優勝したこともあり、相当なプレッシャーや周りからの期待があったかと思います。また、首脳陣の方々が言われていたように、「この代は弱い」「1年生からほとんど勝てなかった」ということで、本当に様々な思いを抱えてこられたのではないかと想像します。ここに至るまで、サッカー部の皆さん全員が多くの苦労と悔しさをたくさん経験されたと思います。試合終了後に笑顔だけでなく涙を流す選手が多くいたことが、ここまでの経緯を物語っていると感じました。
サッカー部の皆さん、関係者の皆様、本当におめでとうございます。リーグ戦、全国選手権大会を控えていますが、さらなるご活躍を祈念しております。