会長挨拶
「同窓会への想い」
同窓会員の皆さまには、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。また、日頃から同窓会活動にご理解、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
本年の7月21日、令和6年度の同窓会総会においてご承認を頂き、会長を務めることとなりました昭和53年3月卒業の濱野 恭一と申します。微力ながら会員の皆さまのご支援、ご協力を賜り、伊勢﨑 翼前会長の方針を受け継ぐ形で、同窓会の発展に尽力して参りたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。
総会に先立ち、銚子電気鉄道株式会社代表取締役社長の竹本 勝紀氏を講師にお招きし、「絶対に諦めない!地域と共に存続を目指す銚子電鉄の挑戦」と題して、数々の困難に直面しながら、生き残りをかけ知恵を絞って斬新なアイデアを繰り出す、苦境にあっても諦めることなく日々経営努力を続けていることを、ギャグとユーモアをふんだんに交えながら講演をして頂きました。演題のとおり、絶対に諦めない!という姿勢には胸を打たれるものがありました。
さて、同窓会の目的ですが、銚子市立銚子高等学校同窓会会則第2条に「本会は会員相互の融和向上を図るとともに、母校の充実発展に寄与することを目的とする」とあります。今後の同窓会事業の課題として、伊勢﨑前会長が挙げていらしたことに、若い人達の参加とコロナ禍で中止となっていた還暦同窓会の再開がありますが、私も全く同感ですので実現に向け努力して参ります。
そして、昨今話題となっている消滅可能性自治体のことですが、その中で銚子市が置かれている状況を考えますと、地元の高校が果たす役割は大変重要であると思います。高校生の皆さんに学校を通じての楽しい思い出をたくさん作ってもらって、自分を育んでくれた故郷へ貢献したいと強く願う心を持つ、そんな子供たちを1人でも多く育てていくことが、消滅可能性自治体脱却の第一歩になるのではないかと考えております。
そのためにも、私たち同窓生が明るく楽しく元気であることが重要だと思います。同窓会の皆さんは元気だな、楽しそうだな、自分が年を取ってもあのように仲良く過ごしたいな、と思ってもらえるようでありたいと願っています。決して若い人の芽を摘むようなことをせず、暖かく優しく見守る、そして、困った時には手を差し伸べられるような、そんな同窓会を目指して取り組んで参る所存です。結びに、皆さまのご指導、ご鞭撻、ご協力をお願いするとともに、皆さまのご多幸とご活躍を祈念申し上げます。
同窓会会長 濱野 恭一