同窓会入会式(令和3年3月8日)会長挨拶

 320名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。

 皆さんが卒業後は、同窓会会員として一生おつきあいをさせていただきます。同窓会の目的は、会員相互の研鑽を図り、融和向上、親睦と絆を強め、母校の充実発展に寄与することです。

 昨年は、オリンピックイヤーで経済や人の交流も拡大し、景気も上昇基調で推移するものと期待していましたが、コロナ禍によって、学校生活のスタイルも変更を余儀なくされ、皆さんも戸惑ったことと思います。

 しかしながら皆さんは、「学校の新しい生活様式」を踏まえ、落ち着いて勉学に励んだ結果、めでたく卒業を迎えることができました。これは皆さんの努力の結果であることはもとより、保護者の皆様、先生方のご指導があったことは言うまでもありません。

 同窓会事業の主なものは、総会と幹事会です。このあと、各学級の代表に幹事を委嘱します。同窓会事務局から幹事会等の案内が届いた際は、できるだけ出席されるようお願いします。

 同窓会は、新しい生活様式下で、「新規事業の創出と、情報交換の場の提供」を考えて行きたいと思います。

 私から卒業の餞に、歴史の話題を一つ提供したいと思います。話は江戸時代に遡りますが、嘉永6年(1853年)ペリー来航、翌年、日米和親条約締結。この会議の中で、ペリーは「小笠原諸島の領有権はアメリカにある」と言い出しました。

 その時、日本側代表 林大学の頭は、しばらく考えた末に、「フランスで出版された書籍に、小笠原諸島は日本領として載っている」という事実を指摘しました。実は、ペリーは始めからそういうことを承知の上で、日本を試したようです。

 最後に、本校卒業生の皆さんには、「いつの時代でも知識人、文化人になって欲しい」。その取組の一つとして、読書を勧めます。『博覧強記』ではないにしても、読書を習慣化するよう期待します。

 皆さんの今後のご健康とご発展を、心よりお祈り申し上げます。

       令和3年3月8日    銚子市立銚子高等学校同窓会会長 伊勢﨑翼